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大分に来て人生が変わった

さまざまな条件を踏まえながら、リスクになることをできる限り排除した環境探しの中で大分市を選んだお二人に訪れるさまざまな変革。

皓亮:妻は大分に来て本当に人生が変わったんですよ。

瑶子:東京で暮らしている頃から、子育ての母親たちとのコミュニティをつくりたかったんです。でも自分自身もフワフワしていて、余裕がなかったというか。それが大分に来てから大きく変わったんです。安定したというか、生活が満たされているのがわかるんです。その分、他者への気持ちに余裕が出てきて。シャンパンタワーの法則とでも言えるのかと。とにかく大分にいるだけでエネルギーをもらっている感じ。それと、東京にいた時にはなかった安心感のようなものを実感しています。コロナ禍を経て、昨今のさまざま災害を見ても東京で暮らしを守ることは難しいなぁと。でも大分であれば他者との繋がりや助け合いがあるんです。それも安定の要因になっているかもしれないですね。

自分のアクションが市政に届く

そんな瑶子さんの活動は多岐に渡り、コミュニティづくりにますますパワーも。

瑶子:東京にいる頃に抱っこでダンスという活動を始めたんです。赤ちゃんを抱っこしながらお母さんたちのリフレッシュのために体を動かそうという取り組み。互いの交流も兼ねて。抱っこ紐の講師とかもやっていました。そうした活動をもとに、大分へ来てからはよりアクティブに動いています。今日は大分市街で政治カフェという座談会がありました。月1回開催で、子育て世代が政治にもっと参加しやすくすることを目的に立ち上げた集まりです。大分市議の方とともに活動しています。自分のアクションが市政にちゃんと届く、変化があることを実感してもらいたいと思っています。

座談会を一緒に主宰する大分市議の宇都宮陽子さん、瑶子さん、今回の参加者のフリーランス秘書の後藤綾香さん、臨床美容師の和田康二さん(左から)
座談会は和気藹々で多様な話で盛り上がる。和田さんは豊後大野市在住で今回が初参加。大分市に限ることではない集まり

「ママの癒し」をテーマにマルシェイベント

さらに、お二人には大きな目標も生まれて……

瑶子:実は、同じ大分市内に引っ越して拠点をつくることを計画しているんです。月に1回程度、「ママの癒し」をテーマに仲間と一緒にマルシェイベントの活動を続けています。そのコミュニティもそれなりに大きくなり、私自身も活動拠点を持ちたいなぁと考えていたんです。そこでご縁があって田んぼに囲まれた素敵な民家をご紹介いただけて。最初はいつでもみんなが集まって活動できる場になればと考えていたんです。それで夫にその場所を見てもらったら、自分もここで何かをしたいということになり、それなら自宅もそこに移してしまえば……ということで、自宅兼用の空間を建てることになりました。

皓亮:僕がやっている哲学のこととか、何かこの場所で研修を行うような空間にもしていきたいと考えています。宿泊ができるようにもしていきたいと。

瑶子:仲間と一緒に育てていくことを楽しみたいと思っています。人生が大きく変化している真っ最中ですね。

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おとなの週末Web編集部
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