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素材よし、揚げ方よしの芋けんぴ

そこでご紹介したいのが、日本橋にある『芋屋金次郎』。名前のとおり、芋菓子の専門店です。

そして、金次郎さんといえば、なんといっても芋けんぴ! 芋けんぴでは、日本一有名なお店ではないでしょうか。金次郎さんの本社も高知にあり、なんとお芋ひと筋70年だそうです。

『日本橋 芋屋金次郎』
『日本橋 芋屋金次郎』

芋けんぴは、高知の郷土菓子で短冊状に切ったさつまいもを油で揚げて砂糖をまぶした、シンプルなお菓子です。だからこそ、お芋や油など、素材の質が大切なんですね。

たくさんの芋菓子がズラリ!
たくさんの芋菓子がズラリ!

金次郎さんで使われるお芋は、油との相性が良く、芋けんぴにピッタリの「黄金千貫」。芋焼酎にもよく使われるお芋です。鹿児島で契約農家さんと一緒に、土づくりから取り組まれているそうです

もちろん、揚げ方にもかなりこだわっていらっしゃいます。1度目は芋の水分をとばし、2度目に風味を閉じ込め、3度目でカリッと黄金色に仕上げる。日本橋店では3度目の仕上げ揚げを行っていて、揚げ油には、最高級の菜種油と米油、そして日本橋店限定でスペイン産のオリーブ油も加えています

だからなんですね、揚げ菓子なのに油のしつこさは全くありません。砂糖も控えめで、お芋本来の風味と甘さを味わえます。素朴で懐かしく、それでいて洗練され上質に完成された味、それが金次郎さんの芋けんぴなんです

「揚げたてオリーブオイル芋けんぴ」120g(500円)
「揚げたてオリーブオイル芋けんぴ」120g(500円)

ただひとつだけ問題があります。

それは、あまりにおいしくて口当たりも軽いので、食べだしたらやめられなくなるんです!

最後に一句。

「芋けんぴ 袋を閉じて また開けて」

揚げたての芋けんぴ、ぜひご賞味を!
揚げたての芋けんぴ、ぜひご賞味を!

それでは加恋ちゃん、芋けんぴに合うコーヒーよろしくお願いします!

前回の加恋ちゃんのコラムで紹介してた加恋ちゃんプロデュースの睡蓮をイメージしたドリッパー、とっっても素敵です! こんなドリッパーでコーヒーを淹れたら気分もウキウキしちゃいますね!

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■『日本橋 芋屋金次郎』
[住所]東京都中央区日本橋室町2-3-1コレド室町2 1階
[電話番号]03-3277-6027
[営業時間]11時〜20時※土・日・祝は10時〜
[休み]施設に準ずる
[交通]東京メトロ銀座線ほか三越前駅A6・A4出口から徒歩2分
https://imokin.co.jp/shop/nihonbashi

●大野いと(おおのいと)/1995年7月2日生まれ、福岡県出身。2011年に映画『高校デビュー』で女優デビュー。『あまちゃん』をはじめ、映画、ドラマ、舞台で活躍。配信ドラマ『放課後ていぼう日誌』(Lemimo)に出演中。

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おとなの週末Web編集部
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