美味しいからし菜の見分け方
葉の色が鮮やかで濃く、葉先までピンとしていてみずみずしいものを。黄色っぽい葉が混じっているものは収穫から時間が経っている可能性があります。
茎がしっかりとしていて、切り口が乾燥していないかもチェックしましょう。
茎が太すぎるものは成長しすぎのもので、硬く、スジっぽかったり、辛みが損なわれている可能性があります。
保存する場合には、乾燥を防ぐことが大切です。新聞紙や、水で湿らせたキッチンペーパーでからし菜を全体を包み、保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室に立てて保存しましょう。
からし菜の注目栄養素
からし菜はとても栄養価の高い野菜ですが、なかでも、カルシウムの含有量は特筆すべき点です。
からし菜100g当たりに含まれるカルシウムの量は、牛乳100gよりも多いほどです。そのため、骨粗しょう症の予防だけではなく、妊娠初期や成長期の子ども、高齢者にもぴったりの野菜といえます。
辛み成分であるアリルイソチオシアネートという成分もさまざまな健康効果が期待される成分です。
アリルイソチオシアネートには、強力な抗酸化作用があり、活性酸素の害から体を守ってくれます。その結果、免疫力を高めたり、動脈硬化などの生活習慣病を防ぐことができるといわれています。
また、強い殺菌作用があり、食中毒を防ぐ効果があるため、お弁当のおかずとしても安心して使える野菜といえるでしょう。
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