ソーダ&本格焼酎=香りが際立ち、爽快なのど越し。茶割りとソーダ割り、焼酎をよりカジュアルに楽しませてくれる店が急増中なのだ。今回は、東京で和食と焼酎を楽しめる酒場を調査してきました!
画像ギャラリーソーダ&本格焼酎=香りが際立ち、爽快なのど越し。茶割りとソーダ割り、焼酎をよりカジュアルに楽しませてくれる店が急増中なのだ。今回は、東京で和食と焼酎を楽しめる酒場を調査してきました!
季節ごとの和食と共に、ソーダ割りで個性際立つ焼酎を『ぶらんこ』@都立大学
まず一杯目。「MIYAKOZAKURA」にふわり酔う。ワイン酵母を使った芋焼酎はかぐわしく、泡一つひとつがはじけるたびに香るよう。二杯目「安田」。まろやかで豊かな味わいに、ぐっときた。そして三杯目「八幡」。ガツンとしっかり「芋感」あり。
気まぐれおつまみ四種盛り990円
「お好みや料理に合わせられるよう、ほぼこの3タイプを仕入れています。初めての方も飲みやすいフルーティなタイプ、バランスのとれたタイプ、『芋芋しい』タイプ」と、焼酎担当の石井秀樹さん。
ソーダ割りで、その個性がより際立つのが楽しい。
料理は店主・植竹貴俊さんが、「その日仕入れた素材から考える」という季節感あふれる日替わりメニュー。丁寧な料理に、焼酎のソーダ割りがよく合う。「常連のお客様が7、8割」(植竹さん)というのも納得の、通いたくなる一軒だ。
焼酎担当:石井秀樹さん「メニューにない銘柄もあります!お尋ねください」
[住所]東京都目黒区中根1-1-7渡辺ビル1階
[電話]03-5726-8413
[営業時間]17時~22時半(21時半LO)
[休日]水、不定休
[交通]東急東横線都立大学駅北口から徒歩1分
絶妙のバランスで供される焼鳥コースが焼酎を後押し!『ニカイのとりとこ。』@月島
店長・橋本直希さんの焼酎好きを機に、焼鳥と焼酎と銘打った店を2023年9月にオープン。ここでは、味のバランスや食感で提供する順番にこだわったというコースがおすすめだ。
まずは、前菜と磯部焼きに続いて、レバ刺しのふわふわでとろける口当たりに悶絶!焼鳥は塩やタレを織り混ぜ、一品料理を挟みながら進み、飽きさせない。その気配りに心も緩む。
おまかせコース《竹》3800円の一部…焼鳥5種(ハツ、手羽先、白レバー、ぼんじり、つくね)、焼酎ソーダ割700円、一品料理2品(鴨団子と鶏もも肉のお椀、蒸し鶏とシャインマスカットの白和え)
70種類以上揃う焼酎から選んでくれた「もぐら群青」は、深みがありながら複雑な甘みとフルーティな香りがソーダ割りにぴったり。焼鳥の濃厚な味わいで満たされた口中を軽やかに導くのだ。
芋の品種違い、樽熟成、焙煎したものなど芋焼酎のバラエティも圧巻だ。好みを伝えれば、丁寧に説明してくれるから安心を。真摯な焼酎愛を感じるだろう。
店長:橋本直希さん「契約農家の野菜を使った一品料理で旬を感じてください」
[住所]東京都中央区月島1-19-4・2階
[電話]03-6228-2278
[営業時間]17時~24時(フード23時LO)
[休日]月(祝の場合は営業、翌休)、不定休
[交通]地下鉄有楽町線ほか月島駅7番出口から徒歩2分
撮影/西崎進也(ぶらんこ)、小島昇(ニカイのとりとこ。)、取材/本郷明美(ぶらんこ)、井島加恵(ニカイのとりとこ。)
■おとなの週末2025年2月号は「醤油ラーメン」
※2024年12月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「神楽坂の夜の魅力とは?【厳選】日本料理と焼鳥の2軒 “ひっそり”と名店ありスト3店を発表する」では、素通りしてしまうような路地に佇む店や、ビルの2階にひっそり構える店を覆面調査でレポートしています。
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