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受注再開は2025年末か?

トヨタアルファード

問題は納期で、販売店は以下のように述べた。

「2024年12月に改良を実施して、アルファードとヴェルファイアは止めていた受注を再開したが、待っていたお客様も多い。そのために納期が一気に延びて、ハイブリッドXを含め、受注を再び停止させた。現在受注している車両の納車が終わるのは25年12月頃で、その時期が近付くまで受注は再開しないと思う。購入を希望するなら販売店に問い合わせて、受注が再開したら連絡をもらえるように手配しておくと良い」

定額制カーリースのKINTOを使うと3~6か月で納車されるが、契約期間を満了したら車両を返却せねばならず、買い取ってユーザーの所有にはできない。グレードも限られ、ハイブリッドXの設定はない。

KINTOでは車内での喫煙ができず、ペットの同乗も原則として控えることになっている。つまり制約が多い。アルファードXは割安なLサイズミニバンだが、欲しくても買えないのでは意味がない。人気車であることは間違いないから、生産体制を見直して納期を短縮すべきだ。

文/渡辺陽一郎(わたなべ よういちろう):自動車月刊誌の編集長を約10年間務めた後、フリーランスに転向した。「読者の皆様にケガをさせない、損をさせないこと」を重視して、ユーザーの立場から、問題提起のある執筆を心掛けている。執筆対象は自動車関連の多岐に渡る。
写真/トヨタ

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渡辺陽一郎
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