期間限定で日本限定のドーナツが登場
また今回、日本上陸を記念した限定のドーナツが2種類、6月15日までの期間限定&毎日数量限定で販売されている。
一つめは日本限定ドーナツ「LAブルーカスタードクリーム」が4個入ったボックスセット。鮮やかなブルーはロサンゼルスの澄み渡る空の色をイメージし、メジャーリーグのドジャースが優勝した際に本店で作られたものから着想を得ている。中には日本用にアレンジされたオリジナルのカスタードクリームがたっぷり詰まっている。
二つめはお店のドーナツの中でも最大サイズである「テキサス」シリーズの「ストロベリーチョコレートテキサスグレイズド」だ。外側をストロベリーチョコレートでコーティングし、フリーズドライ状のいちごをトッピングすることで酸味をプラス。特徴はなんと言ってもその大きさだ。直径がなんと約16cmもあり、大人の手の平くらいはある。「グレイズドレイズド」と比較してもその大きさは一目瞭然だ。
東京から全国へ!日本全国50店舗の展開が目標
米国「ランディーズドーナツ」を運営する『Quad Queens LLC』代表のマーク・ケレギアン (Mark Kelegian)さんには元々、日本展開について40〜50社ものオファーが寄せられていた。しかし、今回の上陸に至ったのは、パートナーとなった日本『ランディーズドーナツ』を運営する『グリット・インターナショナル』代表の芳賀剛(はが・たけし)さんとの間に “ドーナツに対する情熱” の共鳴を感じたからだと、マークさんは語る。

その “情熱の合致” について芳賀さんに具体的に訊いてみた。
「お店に来てくれたお客さんに、ドーナツを通して幸せで温かい気持ちになって欲しいという強い想いが、マークに通じたのかもしれませんね」と笑顔で答える芳賀さん。
渋谷代官山店には常時40種類以上のドーナツが並ぶ。クラシックな定番から、見た目にインパクトのあるユニークなものまで、ショーウィンドーを眺めるだけで気持ちが躍る。味に関しても伝統のレシピを守りつつ、日本の湿度に合うように生地を調整したり、一部のドーナツは日本人の味覚に合うように甘さを控えめにしたりと、現地から来たパティシエと綿密に相談を重ねながら、より多くの人に喜んでもらえるよう日々工夫を重ねていると芳賀さんは話す。
「2028年の年末までに、日本全国で50店舗の展開を目指しています。よりたくさんの人にこのドーナツを味わってもらい、笑顔になってもらえたら最高ですね」
ドーナツを手にした瞬間に広がる、あのやさしい気持ち。それこそがこのランディーズドーナツの核となっているのかもしれない。