全国には数多くの難読駅名が存在します。本コーナーでは、読み間違いが多い難読駅名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。
読めば、うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをするなんてこともなし! 難読駅を訪ねたくなること間違いなしです!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】 何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!
難易度:★★★☆☆
■難読漢字、駅名編の正解はこちら
正解:ばくろうまちえき
博労町駅は、鳥取県米子市に位置するJR西日本、境線の駅です。
駅名は、江戸時代にこの地域が牛馬の売買を仲介する職業「博労(ばくろう)」に携わる人が多く住んでいたことが由来といわれています。
JR西日本の境線では、2003年に妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげるさんの出身地・境港市のPRを目的として、沿線各駅に作品に登場する妖怪の名前を愛称としてつけました。
そして、博労町駅には「コロポックル駅」という愛称がつけられたのです。コロポックルとは、水木作品に登場する北海道の小人伝説に基づく妖怪です。
同じ境線にある境港駅の最寄りには、水木しげるさんの世界観を再現した妖怪のテーマパーク的な通りである「水木しげるロード」があります。ゴール地点には、水木しげる記念館があります。
また、境線は、鬼太郎ファミリーのキャラクターペイントされた「鬼太郎列車」が走っていて、この列車を目当てに全国から多くの観光客が訪れます。
この周辺を訪ねたら味わってほしいのが、大山黒牛(だいせんくろうし)です。これは、鳥取県西部・大山(だいせん)山麓で飼育されている黒毛和牛のうち、特定の飼育方法で育てられたオリジナルブランド牛です。
知名度はまだ高くありませんが、味わい深い赤身と旨みのある脂身が絶品とされる、隠れた名品です。
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