日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解がわかった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
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難易度:★★★★★
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
名前の由来にはおもにふたつの説があります。
ひとつは、食べ物を包んだり敷いたりする「炊葉(かしきは)」や「食敷葉(かしわ)」に由来するという説。
もうひとつは葉の硬さに由来する「堅し葉(かたしば)」が変化したという説です。
槲はこどもの日(端午の節句)と深く結びついています。
健康や成長を願うこの日には、「柏餅(かしわもち)」を食べる習慣がありますが、その包み葉として使われるのが槲の葉です。
槲の葉は枯れても簡単に落ちず、新芽が出るまで古い葉が枝に残る性質があります。これが「家系が途絶えない」「子孫繁栄」を象徴するということで、家族の繁栄と子どもの健やかな成長を願う端午の節句にふさわしい植物として、古くから大切にされてきました。
槲の葉は、独特の爽やかな香りを持ちます。この香りが餅に移ることで、柏餅に独特の風味と奥深さを加えることができることも槲の葉を柏餅に用いる理由です。
また、槲の葉には、微量ながらもタンニンなどの成分が含まれており、これが抗菌作用をもたらすといわれています。
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