日本橋三越本店本館地下1階にあるのが、日本各地で愛される和菓子が一堂に介する「菓遊庵」。このセレクトショップを愛する編集部スタッフが、ズラリと並ぶ逸品のうち、定番からレアまで激推しの7品をセレクト。
しっとりほくほく大ぶりなイモをほおばる幸せ『芋菓子匠嶋屋(いもかししょうしまや)』阿倍野(あべの)ポテト(260g)810円※冷凍品@大阪府
戦後間もなく焼き芋店として創業し、お芋一筋。名物は大学芋。国産のさつまいもを手作業で皮をむき、じっくりと揚げて、特製蜜に浸す。いもがもつ甘みと揚げの香ばしさに、すっきりとした甘みの特製蜜が絡む。しっとりほくほくとした食感も魅力だ。追い足し用の蜜が付いているので好みの甘さでどうぞ。
『芋菓子匠嶋屋(いもかししょうしまや)』阿倍野(あべの)ポテト(260g)810円
知る人ぞ知る日本橋三越本店限定のおかき『富士見堂』うなせん(50g)540円@東京都
こだわりの素材で生地から手作りし、昔ながらの味を守る煎餅の名店と、老舗うなぎ店『日本橋 鰻いづもや』がコラボした、日本橋三越本店といづもやだけの限定品。軽やかな食感のおかきに漬け込んだ秘伝のうなぎのタレのコクと、ふわりと香る山椒の絶妙感がクセになる。食べ始めたら止まらないこと必至。
『富士見堂』うなせん(50g)540円
梅と赤シソの芳醇な香りに濃厚な白餡がマッチ『亀じるし』水戸の梅(5個入)1080円@茨城県
1896年に水戸の名所・偕楽園をイメージしたお菓子として販売開始。かつては宮中にも献上されていた。濃厚で滑らかな白餡を求肥で包んだタネを赤シソでくるりと巻いている。塩漬け後梅酢に漬け、さらに蜜で漬ける工程を経て3ヶ月かけて作られた赤シソの爽やかさと甘酸っぱい味の虜になるだろう。
『亀じるし』水戸の梅(5個入)1080円
もちもち団子からとろりあふれるたっぷりのゴマ蜜『菓匠松栄堂(かしょうしょうえいどう)』ごま擦り団子(8個入)810円※冷凍品@岩手県
1903年に創業した老舗の看板商品のひとつ。もっちりしつつも歯切れの良い団子の中に入っているのは、2種のゴマをブレンド・焙煎した香り豊かな黒胡麻と岩手県内の醤油蔵で作ったコクのある醤油で作られた甘じょっぱく濃密なぺースト。風味豊かな蜜がとろりとあふれ出すので、ぜひひと口でほおばって。
『菓匠松栄堂(かしょうしょうえいどう)』ごま擦り団子(8個入)810円