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昭和の時代、ホコ天から誕生したもの

「ホコ天」と言ってみなさんが思い出す場所は、東京の場合だとやはり、中央区銀座の目貫通りである銀座四丁目の交差点を中心にした中央通りではないでしょうか。有名百貨店に海外ブランドの路面店、日本を代表する老舗が軒を連ねるこの大通りに、国内外からの買い物客や観光にやってきた人が行き交い、賑わいます。

土・日・祝に行われる銀座通りのホコ天。ショッピングを楽しむ人たちで賑わう(photoAC)

銀座公式ウェブサイトによれば、銀座のホコ天の実施日は土・日・祝で、10月から3月は12時から17時まで、4月から9月は12時から18時まで。禁じられていることは、催物(パフォーマンス、楽器演奏等)、物品売買(絵画、商品等)、など。ちなみに、荒天による中止などは管轄の警察署が判断するということです。

丸の内のオフィス街にもカフェやキッチンカーが(photoAC)

東京在住の筆者にとって、もう1つ忘れられないのが原宿駅から代々木公園横の道路でやっていた「ホコ天」です。1980年代には、日曜日ともなると派手な衣装に身を包んだ「竹の子族」と言われた若者たちが集まり、大きなラジカセで音楽をかけて踊っていました。毎週がイベントのように盛り上がった時代。新しいファッションやカルチャーが生まれ、一大ムーブメントを巻き起こしたホコ天でした(現在は廃止されています)。

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もう一度、人が集まり交流する街のために
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