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意外と知らない「かっぱえびせん」の秘密

ところで、なぜ「かっぱ」?という疑問を持つ方も多いはず。カルビーの創業者である松尾孝氏が、昭和20年代から30年代にかけて週刊誌で連載されていた漫画『かっぱ天国』(作・清水崑)の大ファンで、甘辛いあられの菓子を製品化する際、子供たちに親しんでもらえるよう「かっぱあられ」と名付けたことが始まり。そのまま「かっぱえびせん」に引き継がれました。

「かっぱえびせん」といえば、パッケージのカラーにもなっている赤色のイメージが強いですよね。しかし、発売開始当時のパッケージは透明でした。1981(昭和56)年にパッケージがリニューアルされ、シンボルカラーとなった赤色を基調としたデザインに生まれ変わりました。

その後も、美味しさを保つためにパッケージのフィルムをアルミ蒸着フィルムに変更したり、キャッチフレーズを記載してみたり、パッケージカラーを白基調に変更してみたりと試行錯誤を繰り返しました。2024年には、60周年を記念して、“花形のかっぱえびせん”アタリ付きパッケージになりました。

歴代のパッケージはカルビーの公式サイトから見ることができるため、家族で一番馴染みのあるデザインはどれか話してみるのも楽しそうですね。

実は「かっぱえびせん」は海外でも販売しており、香港やタイ、シンガポール、アメリカなどでも買うことができます。国ごとにデザインが異なり、中には見ただけでは「かっぱえびせん」とは気が付けないほど、日本のものとはかけ離れたパッケージも……!海外旅行に行った際に探してみてはいかがでしょうか。

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おとなの週末Web編集部
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