神奈川県・相模原の住宅街にひっそりと佇む茶店『●点(ぱんでぃえん)』(※●は「舟」の下に「皿」)。裏メニューは100種超えのこの茶店では、本物を求めて台湾に通い、今では自ら茶畑を手掛ける店主が淹れる“和紅茶”と“和烏龍茶”を堪能できる。五感で“良いもの”を味わいたい人にこそ訪れてほしい、唯一無二のティースポットだ。
お茶好きが通ってくる達人のお茶淹れに和む
お茶好きが増えている中で、店はないけれど人前でお茶を淹れるという人が増えてきた。『●点(ぱんでぃえん)』の宇佐美真哉さんもそんなひとり。本業は別にあるが、日本酒バーを間借りして週に4日ほどお茶を淹れる。お茶にハマったきっかけを聞くと、そもそもはコーヒーに端を発するというからこれは意外。
「コーヒーが好きで自分でも淹れていましたが、ある時から飲めなくなってしまって。それで紅茶を飲むようになったんです」ちょうど中国茶ブームなどもあり、台湾茶、日本茶、そして和紅茶や和烏龍茶へと興味が広がっていったという。
「一時期は、お茶を買いに台湾にも頻繁に通っていましたよ」と笑う。こちらでおいしい「豆花」が食べられるのもこの時の台湾通いの成果なのだ。宇佐美さんは好きなものを追求せずにはいられない研究家肌。
豆花 500円
-
¥4,380(税込)
-
¥5,400(税込)
-
¥5,100(税込)
-
¥5,280(税込)