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黄金の茶畑が広がるテラスで、幻想的な景色を独り占め

「黄金みどり」の畑を目の前にデッキで寛ぐ、贅沢なひととき

さらに進むと、お待ちかねの黄金の茶畑を望むテラスが登場。実際にデッキに腰かけてみると、壮観な景色に思わず息を呑む。1回の体験で最大4組(1組4名)だけが入れる為、誰にも邪魔されず、静寂な時間が楽しめること間違いなしだ。

かつての茶園について語る、園主の佐藤浩光さん

「この畑を埋め尽くす黄金みどりは、葉緑素が少ない白葉種のお茶です。芽は光に当たれば当たるほど黄金色になる特徴を持っています。園主である僕の父、佐藤武久が40年以上前に畑の中で黄色い一葉を発見したのが、このお茶のはじまり。以来1本ずつ挿し木で苗を増やし続け、およそ35年の歳月を経て、一面黄金色の茶畑となりました」と、園主の佐藤浩光さん。

ここでしか味わえない、旨味あふれる一杯を堪能

「黄金みどり」を使った「煎茶 氷出し」

季節によって提供されるお茶の種類や提供方法は異なるが、「黄金期」(毎年4月20日から5月10日ごろ、6月15日から6月30日頃、8月15日から31日ごろ)のみ、その時に最もおいしいお茶を味わうことができる。まだ暑さが残っていた取材時は、「煎茶 氷出し」がお目見え。氷に浸った茶葉に水を注いで5分ほど置き、添えられた氷が溶けるのを待つのが、おいしく味わうコツなのだとか。

1杯目と2杯目の味わいの違いを楽しむのもおすすめ

氷が溶けてきたら氷に指をあて、湯飲みにお茶を注いでいく。氷出しという手法は、茶葉が持っている本来の旨味をさらに引きだしてくれるそうだ。

提供される「黄金みどり」には、アミノ酸が豊富に含まれるため、まろやかな甘みと、奥深い旨味を感じることができる。なお、2杯目からは、2、3分待つだけで味が出る。

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ほうじ茶を使用した、やさしい甘みのかき氷を味わう
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中村友美
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