老舗の魚屋直営、使い切りの新鮮ネタを大盤振る舞い『魚力海鮮寿司』@東武百貨店
「魚や貝は毎日使い切り。翌日に持ち越さない」とは店長の小久保勇一さん。
ギリギリの仕入れができるのも、母体は老舗の魚屋でデパート内には小売店も。もし足りなくなればそこを頼りにできるから。
ネタの揃えは『やま幸』のマグロを筆頭にした上物ばかり。「豪華海鮮丼」は煮穴子が1本に大エビや青物、白身といった旬のネタがこぼれんばかりに盛られていた。
豪華海鮮丼2790円
下に忍ばせたシャリは赤酢で強すぎず弱すぎず、ネタの旨みに寄り添っている。それにイートインとはいえ、つまみも日本酒も豊富だし握りだってお好みで1貫から。街場のカウンター寿司と同じスタンスで楽しめる。
店長:小久保勇一さん「日本酒もたくさん用意しています」
[店名]『魚力海鮮寿司』
[住所]東京都豊島区西池袋1-1-25東武百貨店池袋本店地下1階11番地
[電話]03-5956-5222
[営業時間]10時〜20時(19時半LO)
[休日]施設に準ずる
[交通]JR山手線ほか池袋駅直結
ブイヨンとスパイスが生むコクと香りのソース『サンマルコ東武池袋店』@東武百貨店
関西出身ならこの店名をご存知かも。大阪を中心としたカレーチェーンで、現在都内にあるのはこの1店舗のみ。チェーンと侮るなかれ!
カレーソースはブイヨンをベースにした欧風ではありつつも、20種類ものスパイスが立体的な香りを生んでいて、後味のキレが次々とスプーンを進ませる。
カツカレー1100円
さらにカツカレーは素揚げした野菜をあしらい彩りよく、夏野菜カレーは生の角切りトマトやバジルソースで爽やかに。
卓上には黄桃やレーズンなどの各種薬味が並んでいて、混ぜれば味わいも食感もぐっと増す。30年近く百貨店の定位置で看板を守ってきた実力は伊達じゃない。
店長:飯田孝司さん「各種カレーはテイクアウトも可能です」
[店名]『サンマルコ東武池袋店』
[住所]東京都豊島区西池袋1-1-25東武百貨店池袋本店地下2階8番地
[電話]03-3982-2868
[営業時間]10時〜20時(19時半LO)
[休日]施設に準ずる
[交通]JR山手線ほか池袋駅直結
味もコスパも優秀!池袋の良店は地下に潜んでいた
今回、取材班は西側にある東武エリアにクローズアップ。というのも西武百貨店がちょうど改装工事中だったのだ。リニューアルしたら改めてってことで、まずは東武ホープセンターに。
いつも行列しているのが『さくら寿司』だ。気の利いたつまみもたくさんあるし、旬のネタも揃えている。取材時には漁師から届いた高級魚クエまで置いていた。とはいえ、立ち食いなので気楽に過ごせるのもいい。ちなみに並んでいても回転が早いので少し待てば入れます。
『立喰さくら寿司』ランチ2番1000円
『萬来』を運営するのがピザーラなどを展開する飲食チェーン。どの料理も味の組み立てがしっかりしていて、クオリティがめちゃくちゃ高い。特に驚いたのがレバニラで、レバーが苦手な私でさえも唸ったほどだ。大手の開発力に脱帽しました。
場所を移して東武百貨店内へ。
地下1階の目白側エリアにはイートインできる店がいくつかあって、食べ歩いた中で特におすすめが『魚力海鮮寿司』だ。海鮮丼や寿司などネタの切り付けが厚く、しかも大振り。口いっぱいに新鮮ネタを頬張る幸せと言ったら!
『魚力海鮮寿司』本日のおまかせ握り10貫2690円
値段も良心的だし、もちろん通し営業。早い時間からこのカウンターでチビチビやりたくなってくる。ちなみに地下2階には系列の鮮魚店があり、こちらも上物を扱っているので覗いてみては?
もう1軒が『サンマルコ』。高校時代から池袋を遊び場にしていた私の記憶にずっとあるから、この百貨店の中でも相当な古株だ。カレーのことは上記を読んでもらうとして、トッピング類も秀逸なのだ。
フライ系が揚げたてなのはもちろん、ほうれん草は冷凍でなく生を茹でて香りも食感もいいし、卵だってよくある温卵でなくポーチドエッグなのでソースが薄まらない。長い間、支持されるのも納得だ。
池袋駅の地下は、味もコスパも優秀な店が潜んでいた。ぜひ暑さを避けて訪れてみて。
撮影/西崎進也(さくら寿司)、大西陽(萬来、魚力海鮮寿司、サンマルコ)、取材/菜々山いく子
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