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香ばしい衣でネタのおいしさを包み込んだフライたちは我らのご馳走。洋食店、とんかつ店、居酒屋などから極上フライを集めました。ネタの旨みを増幅させつつ、口に残る油をすっきりさせるお酒もまた、フライの心強いパートナー。その名コンビっぷりを楽しませてくれるお店を厳選紹介です。

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老舗フレンチ出身のベテラン店主が作るスコッチエッグの名作『洋食小林』@巣鴨

黄身がとろりと流れるルックスにハートをずばんと射抜かれた。スコッチエッグは世の食いしん坊を笑顔にさせる食べ物だ。絶妙な半熟に仕上げるのはソムリエ・外所功名さんの仕事。気温はもちろん卵同士がぶつかる音でも判断し茹で時間を変える職人技だ。

スコッチエッグ800円、エビフライ600円、カニクリームコロッケ500円

『洋食 小林』(左から)スコッチエッグ 800円、エビフライ 600円、カニクリームコロッケ 500円 パテはクミンやナツメグなどの香りを立たせ、香りのアクセントを生んでいる。太い身のエビフライやカニの風味たっぷりのクリームコロッケも抜群

そして店主の小林雅彦さんは老舗フレンチ「シェ松尾」の出身と聞けば背筋が伸びそうなものだが、還暦を機に誰もが気軽に楽しめるこの店を開いた。その際、看板メニューに据えたのが冒頭のそれ。

ミンチは牛オンリーでつなぎは少量。カリリと音鳴る衣から肉感あふれるコクが膨らんで、そこにバルサミコで酸味を持たせたデミグラスと卵黄が絡み合う。添えてあるトマトジャムをつけるとさらに華やかな味わいに。

『洋食 小林』(左)店主 小林雅彦さん、(右)ソムリエ 外所功名さん

店主:小林雅彦さん、ソムリエ:外所功名さん「洋食に合うワインも揃えているのでお試しを」

『洋食 小林』

[店名]『洋食小林』
[住所]東京都豊島区巣鴨4-16-8巣鴨ハピネス1階
[電話]03-5980-9655
[営業時間]11時半〜15時(14時LO)、17時半〜22時(21時LO)
[休日]月、隔週火
[交通]東京さくらトラム(都電荒川線)庚申塚駅から徒歩4分

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絶品のフライにお酒も進む至福のひと時『とんかつ自然坊(じねんぼう)』@久が原
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