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湖池屋の60年超のポテチ作りのプライドと技術を集結

湖池屋は1962(昭和37)年8月に「ポテトチップス のり塩」の販売をスタートさせた。以来、ポテチづくり、60年超のスペシャリスト。国産のジャガイモを100%使うことに強いこだわりを持っている。今金男しゃくを使った『今金男しゃくポテトチップス』の「旨み感じる のり塩」と「甘み引き立つ しお味」が湖池屋より、年に一度の機会として9月11日から予約を開始、オンライン販売をスタートしている。

『今金男しゃくポテトチップス』について、湖池屋のEC事業部主任・神村拓美さんは「日本にはこんなにすごいイモがあるということ、イモそのものの価値を発信することで少しでも農業への貢献につながれば」と話す。

そもそもは2015年、湖ポテチ池屋オンラインショップの立ち上げの時に、国産のジャガイモによる何か特別なポテトチップスをと「今金男しゃく」を使って、開発がスタートしたのが始まりだ。

史上最も早い売れ行き

初年度の2016年は1000箱限定から販売を始め、2017年にはデザインリニューアルに伴いうす塩を追加して現在につながる2味展開に。2018年には2万2千ケースを1カ月で、2020年には10万ケースを45日で、2023年には22万ケースを約3カ月で完売させたという、年々反響が大きくなる人気っぷり。

2025年はなんと発売から3日で2万5000ケース以上の予約が入り、昨年比110%の売り上げとなっているんだとか。
湖池屋の他のポテチと比べ、史上最も早い売れ行きを誇るそうで、期待値の高さがうかがえる。

歴代パッケージがずらり

10年目を迎えて大リニューアル

「今金男しゃくの魅力を最大限に伝えるために、発売から10年目を迎えて大きくリニューアルさせていただきました。ぜひご期待ください」と神村さん。

その大リニューアルとは以下の通り。
・採れたてにこだわり、収穫されてから1カ月以内に生産することで美味しい状態で送る
・「甘み引き立つ しお味」は岩塩と藻塩の2種類を使って甘みが引き立つように、「旨みを感じる のり塩」は、うすば青のり・すじ青のり・あおさ・焼のりを使い、今金男しゃくの旨みを華やかに引き立てる味わいに
・より堂々としたデザインにパッケージもリニューアル

2025年はゴージャス感あふれるパッケージ

「でんぷん質が多いということは甘みがあり、揚げるときに焦げやすくなります。皮の剥き方や厚み、揚げる温度や時間などを開発部門と相談しながら試行錯誤し、ベストな状態で届けられるように調整しました」(神村さん)

芋のそのものの味が濃い、甘みがしっかり

実際に食べてみると、程よい厚みで食べ応えがあり、今金男しゃくの芋そのものの味が濃くて甘みがしっかりと感じられた。基本的には素材の味を楽しみたいのでしお味派だが、のり塩はイモの風味と海苔の香り高さの相乗効果が抜群。毎年熱烈に発売を待ち望む人がいることが納得できる美味しさだ。

個人的に購入。袋を開けた瞬間の香りにもKOされたのり塩

ちなみにこれまでは加工食品にはNGだった「GIマーク」が一般への浸透を促すために付けてOKになったそう。この『今金男しゃくポテトチップス』はそのマークが付けられた第1号の商品。いろいろとおめでたさが増していて喜ばしい限りだ。

「ポテチ」は湖池屋の踏力商標

それから今回の記事を書くにあたり初めて知ったのが、「ポテチ」という3文字の表記は湖池屋が登録商標しているんだそう。知ったからには今後、湖池屋以外のポテトチップスに、うっかり使えないわ。

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市村 幸妙
市村 幸妙

市村 幸妙

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