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秋冬は「きのこ七輪焼き」が名物の『食事処ちわき』

最後は「おぎのや風土鍋」ではなく、「釜炊き」で提供されるお店をご紹介しましょう。『なかい』と同じ街道沿いにある『食事処ちわき』です。大丹波川(おおたばがわ)の渓流をのぞむ席もあり、雰囲気抜群の立地にあります。

『食事処ちわき』

筆者がいただいたのは春夏の名物「鮎のかまどご飯」。旅館の鍋料理でお馴染み、固形燃料で温めます。10分ほど待つと炊き上げが完了。ふたを開けると小鮎が丸ごと1匹乗っています。これが苦くて旨い。ほろ苦いノンアルビールとの相性も抜群で食事が進みます。

ちわき(鮎のかまどご飯)

そして、「釜炊き」だからこそ味わいたいのがほどよく苦い「おこげ」。苦味の三重奏、まさに大人にならないとわからない味です。ちなみに、当店のお汁は「水たき」ではなく「だんご汁」でした。大分や九州を代表するご当地グルメが奥多摩で味わえるとは驚きです。見事な味噌とだんごと野菜のハーモニー。皆さまも大満足されること間違いありません。

ちわき(だんご汁と眼下に見える渓流)

「鮎のかまどご飯」は残念ながら3月~9月の限定メニューになります。秋冬は「きのこ七輪焼き」が名物ですし、「きのこはんばーぐ盆」や「てんむす盆」など工夫を凝らした通年商品が大人気です。「なかい」同様、当店もネット予約が可能ですので、ぜひ前もって準備のうえお出かけください。

ちわき(鮎のかまどご飯)
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十朱伸吾 
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