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■難読漢字、食べ物編の正解はこちら

正解:アシ・ヨシ

葦はイネ科ヨシ属に分類される多年草で、川岸や湖沼、湿地などの水辺に大群落を作って生育する、日本を含む世界各地に広く分布しています。日本では古くから人々の生活と密接に関わってきた植物です。

葦(あし)の標準和名は「ヨシ」ですが、本来の名は「アシ」です。なぜ名前が変わったかというと、日本語の「悪し(あし)」に通じるため、縁起を担いで忌避されるようになりました。

そこで、「良し(よし)」という縁起のよい言葉にちなんで、意図的に「ヨシ」という別名で呼ぶようになりました。

葦は茎が硬いイメージがありますが、春先にタケノコのように伸びる新芽(葦の芽)は、実は食用にすることができます。

新芽の皮を剥くと食べられる部分が出てきます。タケノコに似たほろ苦さや風味があり、茹でてアク抜きをし、おひたしや和え物にして食べられてきました。

ただし、食べられる部分は少なく、繊維が強く硬くなりやすいため、現在では一般的な食材とはいえません。それでも、かつては飢饉の際や春の山の恵みとして利用されていた歴史があります。

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『おとなの週末』Web編集部
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