これぞまさにセクションドール(黄金比率)な極みの一品『SEction D’or(セクション ドール)』@京都・西天王町
【西のタンドリーチキン】
「全体に均一に火が入り。皮目はサクッとし、身はしっとりジューシー。舌を持って踊り出したくなるような味わいです。添えられたにんじんやかぼちゃなど、野菜の甘みは記憶に残るぐらいに鮮烈な味わいです」(門)
タンドリーチキン2700円
牧元さんからいただいたお題が「タンドリーチキン」。即座に思いついたのがメニューはタンドリーチキンのみという京都・岡崎の『セクションドール』。
ひと皿にチキンと季節の野菜が心地良さそうに同居します。あとはドリンクを選ぶのみ。今回のテーマならここしかないという一軒。ここでのタンドリーチキンは土窯(タンドール)で焼かれるものではなく、熱源が蒸気式オーブン。しかしながら、完成品はタンドリーチキンそのものです。
オーナーシェフの永松秀高さんは「鶏は九州から入ってきます。そこから水分を抜き、ヨーグルトや香辛料に漬け込み焼くまでは5日間ぐらいかかります。この過程をしっかりやらないと味わいが変わってきます」と明言します。いかに下拵えを手抜きせずにやるかが重要だということです。
蒸気式オーブンは庫内が300度ぐらいまで上昇し、かつ旨みを含んだ液体を残すことができるので、理想的な熱源とも言えるのです。そして特筆すべきは、鶏から滲み出た油で野菜を調理するので「うちの野菜は格別の仕上がりだと思います。タンドリーチキンだからこそ可能となる味わい」と語ってくれました。
しっとりした味わいの鶏肉に感動を受け、野菜の大地の味をしっかりかみ締める喜びこそ、『セクションドール』の真骨頂です。タンドリーチキン一本勝負、ご一緒してください。
[店名]『SEction D’or(セクション ドール)』
[住所]京都府京都市左京区岡崎西天王町84-1
[電話]075-752-2249
[営業時間]11時半~14時、17時半~21時
[休日]火
[交通]京都市営地下鉄東山駅2番出口または京阪電車神宮丸太町駅2番出口から徒歩10分
門上武司
小誌でもおなじみの、あらゆる食情報に精通している西のグルメ王。食関連の執筆・編集を中心に、各メディアに露出多数。関西の食雑誌『あまから手帖』の編集顧問も務める。
※掲載情報は取材時のものになります。内容に変更が生じる場合があります。詳細は店舗にお問い合わせください。
文/マッキー牧元(東)、門上武司(西)撮影/鵜澤昭彦(東)、松浦稔(西)
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年11月号発売時点の情報です。
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■おとなの週末2025年12月号は「冬の温蕎麦」










