小池栄子さんも大好き、下北沢『一龍』は2025年11月17日に再オープン!
なお、下北沢の『一龍』は建物の老朽化でいったんお店を閉めていましたが、近くの物件に移転し、まさに2025年11月17日にオープンしました。この記事に合わせたかのような再開にびっくりしつつ、早速先日訪問してきました。
店先には開店祝いの花が誇らしげです。ビールと「中華麺」を頂きましたが、チャーシューとメンマを合わせながらいただくビールは格別で、無料のタクアンもラーメンの箸休めにはぴったり。敦賀ラーメンの味を東京で楽しめるのはたぶんここだけでしょう。下北沢出身の女優、小池栄子さんも大好き!と公言する『一龍』で敦賀ラーメンを存分にお楽しみください。
3店とも「中華そば」表記の理由は…
北陸三県の「昭和のラーメン」をご紹介しました。偶然か必然か3店ともに「ラーメン」ではなく、「中華そば」表記でした。
両呼称の歴史については色々な説がありますが、一般的には戦後から「中華そば」が使われ、1958(昭和33)年8月25日に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が発売されたあとから、「ラーメン」という呼称が使われはじめたとか。今では毎年8月25日が「ラーメン記念日」になっています。
そういった意味では、ご紹介した3店が「中華そば」と呼ぶのは、創業年から類推すると、歴史の必然と思わずにはいられません。今日も旨い中華そばやラーメンを食べに街を歩きたいと思います。
文・写真/十朱伸吾
おとなの週末Web専属ライター。全国のご当地グルメを求めて40年余。2013年には、“47都道府県食べ歩き”を達成した。訪れた飲食店は1万軒をゆうに超える。旅と食とお酒をこよなく愛するオプチミスト。特にビールには一家言あり。競馬と写真とゴルフも趣味。週1の自転車ツーリングとサウナでダイエットにも成功した。好きな言葉は「発想力は移動時間に比例する」。
















