美味しいフェンネルの見分け方
フェンネルを選ぶ際には、塊茎がしっかり締まっているかどうかを見るのがポイントです。丸みがあり、表面にハリとツヤがあるものは新鮮で、甘みも強い傾向があります。
乾燥してしなびていたり、黄ばみが出ているものは鮮度が落ちています。
また、葉の鮮やかさを確かめることも大切です。みずみずしく緑が濃いものは香りが豊かで、魚料理やサラダの風味を引き立てます。黒ずんでいたり、しおれている葉は避けたほうがよいでしょう。
ずっしりとした重さのある株は水分を保ち、火を通したときに柔らかさと甘みが際立ちます。
フェンネルの注目栄養素
フェンネルの特徴的な香りは、主成分であるアネトールやフェンコンといった精油成分によるものです。これらは胃腸の働きを整え、食後の消化を助ける作用があると古くから知られてきました。
前述のとおり、インドでは食後にフェンネルシードを噛むことで口臭を防ぐと同時に消化を促すと信じられています。ヨーロッパでもハーブティーとして親しまれ、食べすぎたときにフェンネルをかじると胃が軽くなるといわれるほどです。
また、フェンネルの塊茎にはビタミンCが豊富で、抗酸化作用や免疫力の維持に役立ちます。
体内の余分な水分を排出してむくみを和らげる働きをもつカリウムも含まれています。
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