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「超らーめんナビ」を参考に食べ歩き

さらに食べ歩きの参考にしていたのが、ユーザー参加型のラーメン情報の携帯電話専用のサイト「超らーめんナビ」だ。

「そのサイト内には現在も活躍されているラーメン評論家などが『らーめんナビの達人』として7人いて、その方々が星を多く付けている店や一般得票が高い店を上から順に行っていました」

ラーメン好きの間では、区切りのいいタイミングで高評価の店に記念的に行くという慣習があったのだとか。

「煮干しそばの名店である『中華そば屋 伊藤』(東京都北区)へは500軒記念の時に行きました。『伊藤』はそれまで食べたことのない味わいだったため、スープ・麺ともに“こんなラーメンがあったんだ”と驚きました。確か、600軒記念で行ったのは『らーめん こうかいぼう』(東京都江東区)。当時盛り上がっていた魚介系×動物系のジャンルではあったものの、その完成度が抜きん出ていました。中濃で完璧なバランスだったことに加え、接客の良さも記憶に残っています」

「TRY」名店にぼし部門でもランクインを続ける『中華そば屋 伊藤』の「肉そば」(850円)

どハマりするきっかけとなった、白河ラーメンの名店

大学2年になると、本格的にラーメンを食べ歩くようになった。ラーメンにどハマりしたきっかけは、車で東北を巡った際に行った、超有名店『手打ち中華そば とら食堂』(福島県白河市)だ。

「当時はそこまで知識がありませんでしたが、ものすごく美味しいご当地ラーメンだと思いましたし、自分の好みを認識することができました。そこから都内にある白河ラーメンの店を調べて行くなど、ラーメンに対するギアが入った感覚がありました」

店や評価だけでなく、ジャンルで広げるという軸が加わった。

白河ラーメンを訪ねる旅は、現在も毎年続けているという。

「白河は関東から近いので、行きやすいことも魅力です。若い頃はお金がなかったこともあり、気合いを入れて新幹線を使わずにお昼前に着くようにしていたのも、今はいい思い出ですね」

2011年から始めた『尾瀬のラーメン手帳』

2011(平成24)年11月から、『尾瀬のラーメン手帳』というブログを始めた。どんないきさつがあったのだろう。

「ありがたいことにその当時すでに、Twitter(現・X)でラーメン好きと結構つながっていたんです。ある時、ブロガーのいけ麺さんと二人で池袋の新店を食べに行くことになり、ブログを書いてみたらと勧められました。ちょうどやってみようかと考えていたタイミングでしたし、実際にブログをやっている人がそう言うならと思って開設しました」

いけ麺さんとは、ラーメンブログ界隈で有名な『麺好い(めんこい)ブログ』の管理人であり、新店ハンターとしてその業界では名が通った人物。2017年からは「TRY」新店部門のゲスト審査員も務めている。

「いけ麺さんは1記事を書き上げるのに時間がかかると言っていましたが、僕は15分ぐらいでパッと書き終わるボリュームで続けようと思って始めました。
文章を見返すなどの推敲は特にしていないので、誤字などはすごく多かったかもしれないとは思いますが」

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年間930杯を3年も続ける、現在は700~800杯
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市村 幸妙
市村 幸妙

市村 幸妙

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