クルーズ船の楽しさと長期滞在に適した利便性を追求
実のところ館内のデザインコンセプトはクルーズの旅。例えばフロントは操舵室をイメージ。丸い窓やアンカーなどのモチーフが各所に点在し、バーもなんだかクルーズ船のデッキのような程いい開放感だった。私が取材するテーマは旅が主だが、2025年は「飛鳥III」の就航、同じく豪華な客船「三井オーシャンフジ」の体験取材など、クルーズ船に実際に乗る機会が多かった。
船を拠点とする旅の安心感、身軽になって寄港地を探索する楽しさにも開眼し、クルーズ中はビンゴ大会や輪投げ、巨大ジェンガなどゆるくも楽しいさまざまな船上イベントにも参加。そして「OMO5 横浜馬車道」にもそんなわくわくを演出する仕掛けが満載なのだ。
例えば毎夜開催される宿泊者向けのパーティーでは、セルフカクテルバーのドリンクを手に、パノラマビューから見える夜景スポットのカードを選んでの「ラッキードロータイム」を企画。見事当たると小さなギフトが贈られる。次はチェックイン時に渡されたコインを手に「夜景じかん自販機」へ。リラックス、スイート、マッスルなどテーマが書かれた箱を選ぶと、夜景観賞のお供にぴったりな音楽や情報、お茶などがその箱に入っている。
全客室にキッチンと洗濯乾燥機が
そしてなによりもこの施設がクルーズ船感覚たるゆえんは、全客室にキッチンと洗濯乾燥機を備え長期滞在に対応していること。アイロン台や体重計、食器や調理機なども標準装備のアパートメントスタイルだ。星野リゾートとしてアパートメントホテルを運営するのはこれが初めて。
3連泊で5%、7連泊で10%、そして28連泊だと30%オフという優待プランもあり、横浜のど真ん中でタワーマンションで暮らすように旅できる(ただし2026年3月上旬までは火水は休業日)。
・スーペリアキングルーム(定員2名):1室2万4000円~(税込・食事なし)
・デラックスツインルーム(定員3名):1室3万円~(税込・食事なし)
・OMOハウスコーナースイート(定員6名):1室13万5000円~(税込・食事なし)」
客室は、シャワーブースだけのコンパクトな「スーペリアキングルーム」から船のキャビンをイメージした木の温かみあるデザインの「デラックスツインルーム」まで目的によってタイプを選べる。ベッドルーム3室で最大6名まで宿泊できる「OMOハウスコーナースイート」にはリビングだけでなく広々としたダイニングもあり、1ランク上のホームパーティを企画してみたくなる。この部屋を拠点として、寄港地を巡るように横浜を探求できるのだ。





