とんかつ大好きな著名人、スタッフにも大好きな“イチ推し”を教わりました。どこもこだわりと持ち、歴史を重ねた名店揃い。皆さんの“イチ推し”と食べ比べてみても楽しいですよ。
ミュージシャン:小宮山雄飛さん“イチ推し”三度付けしてカリッと揚げた風味豊かな衣『とんかつ とんき 目黒本店』@目黒
『とんき』の店内は劇場だ。国産檜の壮大なコの字カウンター、客席から全ての調理が見渡せる厨房、職人がキビキビと働く清々しい姿はまるで舞台を鑑賞しているかのよう。
「いい加減な仕事はできないという緊張感がありますね。初代からのスタイルです」とは3代目の吉原さん。何だか食べ手の自分も登場人物のひとりになった気分になる。
品書きはロースかつ、ヒレかつ、串かつの基本3種。分業で仕上げるそれはカリッと黄金の衣が特徴だ。粉と卵を三度付けして衣に層を作ることで肉がふっくら揚がり、卵の味も乗っかって風味豊かになるそう。
ロースかつ定食2500円
花形とされる“かつ切り”は3代目の担当。縦横に切るのは食べやすいよう、さらに客の年齢や性別によってもサイズを調整するとか。そんな老舗の味をアテに一献も乙なものだが、定食にすれば羽釜で炊いたご飯とキャベツがお替わり自由の有難さ。
常連だった池波正太郎はロースで酒を飲み、串を定食にして〆たそう。“とんき劇場”、あなたはどう楽しみますか。
3代目:吉原出日さん「常に同じ味を作ることが最大の目標で一番難しいですね」
[店名]『とんかつ とんき 目黒本店』
[住所]東京都目黒区下目黒1-1-2
[電話]03-3491-9928
[営業時間]16時~21時LO
[休日]火・第3月
[交通]JR山手線ほか目黒駅西口から徒歩2分
小宮山雄飛さんプロフィール/「ホフディラン」のVo&Key。ミュージシャンの傍らグルメ番長として食のシーンでも活躍し、雑誌やWEBの連載やレシピ開発なども行う。2026年7月にはデビュー30周年ライブ「30ディラン」を渋谷さくらホールで開催。
「子供の頃から通う店。味も値段も接客も完璧。池波先生も愛したロースは衣が薄くカリッとしてご飯もキャベツも旨い。」




































