気が付いたら眠りに…… 快眠のための作法とは
さてさて、このプラン、さまざまな快眠のプログラムがあります。
入眠の3時間前までに晩餐と飲酒は終わらせよう、など、ちゃんと寝る気満々で一日を過ごしたあと、22時までにいただく「おやすみドリンク」。
こちらは、2階のカウンターで、ショートのカクテルグラスに入った、桜をあしらい、生クリームを少し乗せた、白濁ピンク色のノンアルコール飲み物をいただきます。タルトチェリーの濃縮果汁を使っていて、味は少し草木感があります。
そのとき、自分も草木のようにスッと生えればいいのかも、といった想像をしました。雨に打たれて、土で汚れて、太陽に顔を向けて、笑顔は花……なんてことを柄にもなく考えました。タルトチェリーは、睡眠に関連するメラトニンの含有量が多い食物としてのエビデンスがあるそうです。
部屋に戻ると、茶香炉のスイッチを入れて香ばしい香りを立ち上らせたら、部屋の光量を落として間接照明にしてから、湯船にお湯を張ります。
入浴は、体を芯から温める特製入浴剤「NIGHT BATH」を使います。湯船の中でもみ出すと、ゆずの香料と生薬成分がお湯に染み出します。「39度のお湯で」と指示があり、湯船の中では、「4秒かけて息を鼻から吸い、4秒止めて、8秒かけて限界まで口から吐くという深呼吸を繰り返して12分、浸かる」とガイドがありまして、それをやってみます。
風呂から出ますと、おやすみ前のストレッチ。案外とやることがあるんです。このリズムに乗っていくうちに心身ともに心地よくなっていきます。ここでの体験を習慣にして入眠ルーティンを作るといいかもしれません。ガイドに従って、「寝つきをよくする」深呼吸の法と、「目の疲れをほぐす」ぎゅっとウインクの法をやりました。
そこからは、スマホじゃなくて読書。このホテルの2階には貸出図書がたくさんあります。私は明日の取材の参考本を読みます。
このときはすでにもう寝転んでいるのですが、マットレスは「エアウィーヴ」、枕は「ヒツジのいらない枕 -調律-」。この枕、ぽってりと重みがあって、後頭部が沈むような支えられるような、きゅっと抱きしめられるような、自由があるような、とても気に入りました。
そして、気がついたら寝てました。zzz。




