ドレッシングとはかけるのではない、まとわせるもの
ドレッシングとは、ドレス=まとわせること。ドレッシングはかけるのではなく、素材ひとつひとつにドレスを着せる感覚でまとわせるのが基本です。
ドレッシングを作るとき、塩分、酸味、油分をどういう順番で混ぜたらよいか、ご存知でしょうか。
塩、こしょう、酢を混ぜて、マスタードやマヨネーズを加えるのであればここで入れて混ぜ、最後に油を少しずつ加えて乳化させるのが正解です。あとから塩を加えようとしても、塩は油に溶けないので、そのまま残って白く浮き上がり、「なんだこのブツブツはー!?」となってしまいます。ですから、最初に塩や酢やマスタードを溶かしてから油を入れないといけません。
塩分はアンチョビ、ベーコン、チーズなどでも代用できます。アンチョビやベーコンを入れる場合、塩分の足し算引き算を難しいと感じるなら、配合は変えず、ドレッシングの量で味を調整するとよいでしょう。
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川上 文代(カワカミ フミヨ)
料理研究家 千葉県・館山市出身。辻調理師専門学校を卒業後、辻調理師専門学校大阪校、フランス・リヨン校、フランス三ツ星レストラン”ジョルジュ・ブラン” での研修を経て、エコール辻東京にて、プロの料理人の育成に勤める。12年間勤務の後、1996年渋谷区にフレンチレストランを併設した料理教室「デリス・ド・キュイエール 川上文代料理教室」を開設。本格フレンチ、イタリアン、パティスリー、家庭料理、世界の料理等の指導を行う。辻調理師学校外来講師、NHK『きょうの料理』講師を務め、延べ150冊の料理書を上梓。著書累計100万部超。







