全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・明大前の音楽喫茶店『JAZZ茶房 マイルス』です。
コルトレーンも来たジャズ窟で心身を解放する
ドアを開けた瞬間にウォンと音があふれてくる。これがファーストインパクト。そして、目の前には名物の急な階段だ。
「この階段を昇るのは敷居が高いってみんな言う。上がりきっちゃうとアットホームなんだよ」と二代目マスターのひとり、児玉さんが笑顔で迎えてくれる。
66年前の創業者・本山雅子さんが収集したレコードがJBLのスピーカーから流れる。天井が低く、古い床が軋むからか、生々しくも温もりある音が肌に触れるようで、音の湯船に身を沈めている気分だ。
ジントニック900円
その昔、公演終わりのJ・コルトレーンが来店して耳を傾けたという伝説に魅かれてか、普段は外国人客が6割超。羽田空港でのトランジットの束の間に寄る客もいる。レコードに興味を持つ20代も増えてきたが「こっち(ターンテーブル)で回転しているのに、なぜあっち(スピーカー)から聞こえるのか」と素直な質問をされたことも。
人種も世代も自由に交差するのがジャズ喫茶の存在価値なのだ。
明大前『JAZZ茶房 マイルス』
[店名]『JAZZ茶房 マイルス』
[住所]東京都世田谷区松原1-37-14
[電話]なし
[営業時間]18~22時※木・金は~23時、土:17~23時
[休日]日・祝
[交通]京王線井の頭線明大前駅から徒歩3分
撮影/浅沼ノア、取材/輔老心
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
※画像ギャラリーでは、メインストリーム・ジャズ中心のレコードの画像をご覧いただけます。
※月刊情報誌『おとなの週末』2026年4月号発売時点の情報です。
■おとなの週末2026年7月号は「爽快!ソーダ割り」








