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浜松でも三島でもなく御殿場、「駒門ひろ田」の水かけ菜うなぎ丼の実力

最後に、伏兵ながらもバランス力で銅メダルに輝いたご当地うなぎをご紹介します。富士山のふもと、御殿場市にある『駒門ひろ田』の「水かけ菜うなぎ丼」です。

御殿場から望む富士山

「水かけ菜」とは、富士山麓で冬に育つ葉もの野菜です。稲刈りのあとに水田を使って育てるのがこの地域ならではの方法で、シャキッとした歯ざわりとほのかな苦みが持ち味とか。御殿場はその産地として有名で、明治時代からこの界隈で親しまれてきたそうです。では、さっそく「駒門ひろ田」を訪ねてみましょう。JR御殿場駅から南に約6キロの場所にあります。

駒門ひろ田

うなぎを待つ間に、まずはビールで喉を潤します。お通しは、白身魚の南蛮漬け。なかなかしゃれています。これが実に旨い。ビールと南蛮漬けって相性いいですよね。あの酸味が合うんでしょうね。

駒門ひろ田(南蛮漬け)

「水かけ菜うなぎ丼」が到着しました。うなぎの下に水かけ菜が敷かれており、見た目にも美しい一品です。水かけ菜は冬に収穫した後、1年分の漬物に仕込むとのこと。ほのかな苦みとやさしい甘みのバランスがよく、秘伝のタレで焼かれたふっくらうなぎとの相性が抜群です。さらに、サラダもついており、栄養のバランスも申し分ありません。

駒門ひろ田(水かけ菜うなぎ丼)

静岡のうなぎ産地と言えば、浜松や三島など有名なエリアもありますが、なかなかどうして御殿場も侮れません。次の大会では、優勝目指して頑張って欲しいものです。同地にはアウトレットモールや、ウイスキーの蒸留所もあります。ぜひ皆様もお出かけください。

今日は、土用の丑の日を前に、個人的に推したい「三大ご当地うなぎ料理」をご紹介しました。ちなみに、「世界三大スポーツイベント」はオリンピック、W杯、そして世界最大の自転車ロードレース、ツール・ド・フランス(TDF)と言われています。TDFも来週が最終決戦。自転車マニア、坂オタクとしては、絶対に見逃せません。4年に一度、W杯の熱気のなかで必ずやってくる「眠れない」夏です。そんな季節には、やはりうなぎを食べてスタミナをつけ、寝不足を乗り切りたいものですね。

文・写真/十朱伸吾
おとなの週末Web専属ライター。全国のご当地グルメを求めて40年余。2013年には、“47都道府県食べ歩き”を達成した。訪れた飲食店は1万軒をゆうに超える。旅と食とお酒をこよなく愛するオプチミスト。特にビールには一家言あり。競馬と写真とゴルフも趣味。週1の自転車ツーリングとサウナでダイエットにも成功した。好きな言葉は「発想力は移動時間に比例する」。

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