困ったら、まずは「老健」に頼るのも一手
これほど素晴らしい施設であるにもかかわらず、ケアマネジャーによっては全くすすめてこなかったり、ガイド本に載っていなかったりすることがあります。その最大の理由は、老健では3ヵ月後に退所しなければいけないという決まりがあり「終身(生涯ずっといられる)の施設ではない」とされているからです。
しかし、3ヶ月といっても実際には最終的に総数の折り合いがついていればいいという意味なので、実は必ずしも3ヵ月で退所というわけではありません。何年も利用している人、結果的に看取りになる人もたくさんいらっしゃいます。
介護施設選びに迷ったら、まずは老健を頼ってみる。そこで生活を整えながら、特養に入れるまでの待機場所にしたり、次のステップとなる適切な老人ホームを探すための相談窓口にしたりするのもおすすめの方法です。
次回、死ぬって意外に難しい。「介護」の先の「死」について-医師が教える「最高の最期」の迎え方(その3)に続きます。
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田口 真子(Mako Taguchi)
神戸大学医学部卒業。循環器専門医として複数の病院に勤務した後、2004年カネディアンヒル介護老人保健施設(老健)の施設長となり、介護が必要な高齢者を日々診察している。5老健を含む13の介護系施設を運営する医療法人社団創生会理事長。ブログ「介護のお医者さん22年目! 介護とうまくつきあっていこう」が高齢者福祉・介護ブログ村ランキング1位。






