事前確認とはどういうことか~最高の最期の準備のために
一方、「死に方」についてはほんの少しだけ選択の余地があります。つまり、介護の方針や延命治療の希望など、最期の時間をどう過ごすか、どう死にたいかをあらかじめ考えておくということです。
そして、選択できるところには迷いや後悔も生まれるわけですが、それらを少しでも減らすためにしておきたいのが「本人の気持ちの事前確認」です。『最高の最期』で触れた、事前確認しておいた方がいい事項について以下にまとめます。
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「本人」が何を大切にしたいかを考える
- ・少しでも長く生きたい
- ・住み慣れた場所で暮らしたい
- ・すぐ誰かが来てくれるところで安心したい
- ・苦しい治療はしたくない
- ・家族に迷惑をかけたくない
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「家族」が何を大切にしたいか話し合う
- ・少しでも長く生きてほしい
- ・苦しまない最期を迎えてほしい
- ・自由に生きてほしい
- ・お金や介護はどの程度協力が必要か、協力できるのか
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キーパーソンを決める
- ・キーパーソンを定め、意見が分かれたときはキーパーソンが決める
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介護の方針を考える
- ・できるだけ在宅
- ・在宅介護、それが難しくなったら施設
- ・介護が必要になったらすぐ施設
- 在宅介護をするなら、ショートステイやデイ、訪問リハビリなどを利用し、ケアマネ以外にも相談相手を持っておく
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延命治療を希望するかどうか決める
- ・心肺停止時、心臓マッサージや人工呼吸器装着を希望するか
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希望する「最期の場所」を考える
- ・家、病院、施設、どこで迎えたいか
- 最後に「希望」や「決めたこと」は、その通りになるとは限らないことも知っておく
このような最終章のあらすじを、ほんの少しだけでもいいので元気なうちに書いておいてください。あなたの人生の最後の章が、誰かに丸投げされるものではなく、あなた自身の言葉と選択でリストとして残しておくことは「最高の最期」のための大切な準備となるのです。


