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蕎麦に天ぷら、おしるこまで 修善寺の山上にある蕎麦屋を堪能

当日は曇り時々雨的な天気予報だったのだが、嘘のように晴れた中、白いボンネットに陽光を煌めかせながら東名〜伊豆縦貫道〜伊豆中央道と進んでいく。気がついたのはレヴォーグ レイバック(S:HEV)の乗り(運転)心地が実によいこと。

「踏んだ分だけスーッと加速」、「踏んだ分だけなめらかにブレーキ」。当たり前のことかもしれないけれど、取材先でのレンタカー経験=運転経験がほとんどのボクにとって、思い通りに加減速する安心感はこの上ない。

革張りのシートのホールド感がしっかりしていて、高速でも変な振動を感じることがないのも快適だ。それにカーナビがかなり大きくて見やすいのもいい。少し目線をずらすだけで、自身がどこを走っているのか。この先、どこをどう曲がればよいのかがわかりやすい。

うん、ドライブが実に楽しいぞ!

『手打そば やまびこ』ロッジ風の外観。小高い山の頂上近くにあり、店内や駐車場からの眺望は抜群

それもそのはず。今回の相棒となるレヴォーグ レイバック(S:HEV)は、“移動の質を高めるハイブリッドクロスオーバー”をコンセプトとしている。レヴォーグ譲りの走りと、S:HEVによる長距離移動性能、そしてSUVならではの実用性を備えているという。目的地に着くことだけでなく、そこへ向かう時間までも心地よく過ごせるのだ。例えるなら、グリーン車で極上の駅弁を食べ、目的地でも至福の味を満喫し、あぁ極楽……少し違うかもだが、とにかくレヴォーグ レイバック(S:HEV)のコンセプトは、遠出しておいしいものとの出合いを楽しもうという今回の企画とどこか通じるものがあると思えるのだ。

東京を出発して2時間20分近く。到着した『手打そば やまびこ』は、米川さんの説明通り小高い山の頂上近くにあり、天城連山をはじめとした眺望が抜群だ。

広い駐車場には11時の開店に合わせて訪れた方の車が数台停まり、入り口前には10人程度の列。平日でアクセスも不便だというのに……蕎麦への期待が俄然、高まるってものだ。

素敵な景色も楽しめるテラス席に座ると、ボクは特集の延長的にぶっかけの「香味蕎麦」を、米川さんは修善寺で作られている湯葉が添えられた「修善寺湯葉蕎麦」を。さらにせっかくなのでと「山菜と夏野菜の天ぷら」、そばがきによる「おしるこ」も注文する。

あ、おしるこは米川さんではなく、ボク武内が所望しました。以前、蕎麦屋さんのそばがきによるおしるこを取材したことがあり、また味わえる! これはぜひ! となった次第。

ちなみに、蕎麦屋さんが蕎麦(蕎麦粉)を購入して、真っ先に作るのがそばがき。水と合わせて加熱しながら練り上げるだけなので、その蕎麦の香りや味わい、個性が一番わかるそうだ。

蕎麦が出てくるまでの間の話題はレヴォーグ レイバック(S:HEV)の心地よさのこと。運転席同様の快適さに加え、米川さん的には「大きな声を出さなくてもいいし、聞き返すこともないし」と車内の静かさも高評価。

早朝の出発ということもあり、途中米川さんが寝てしまう前。軽快に走るレヴォーグ レイバック(S:HEV)の中で何を食べるか相談しているふたり(武内&米川)

ただし、「途中で寝ちゃったんですけど、寝息を聴かれないか心配でした(笑)」。そんな心配もあるのか。いくらボクがガサツなオヤジとはいえ、寝息が聞こえたらラジオのボリュームを上げるくらいはするって!

『手打そば やまびこ』お客全員に出されるサービス品。近隣で採れた野菜&自家製の鶏の燻製(手前)と漬物2種(奥)

サービスで出される漬物や野菜、鶏のスモークを楽しんでいると、やがて蕎麦の登場……ボクが頼んだ「香味蕎麦」はとにかく山菜、野菜が15種以上とたっぷり。少し甘めの冷たいツユを回しかけてズズっとすすれば、冒頭の感動が。

『手打そば やまびこ』「香味蕎麦」(1600円)。にんじん、きゅうり、トマト、ヤングコーンといった野菜に薬味、山菜、イチヂクなどなど15種以上の具材がのる(手前)。奥はさつまいも、なすしいたけといった「山菜と夏野菜の天ぷら」(1600円)

そして近隣の野山で採れる山菜や野菜はどれもみずみずしく味が濃い。それぞれの苦味、甘みが心地よいアクセントで、ひと口ごとに味わいが変わる様も楽しい。

米川さんの「修善寺湯葉蕎麦」に添えられた湯葉は大豆の香り、甘みがしっかりと残りつつも上品な味わい。そのまま食べても良いし、蕎麦に絡めれば、蕎麦を湯葉の風味がやさしく包み込み、まろやかな味わいに。

『手打そば やまびこ』米川さんが注文した「修善寺湯葉蕎麦」(1600円)。修善寺で作られる柔らかな湯葉が添えられる。そのままでも、蕎麦と絡めても美味

添えられたわさびをちょいと乗せて頬張れば、その清々しい辛さが蕎麦と湯葉の甘みを引き立て、思わず笑顔になってしまう。

揚げたての天ぷらはザクザクとした衣と野菜のみずみずしさ、衣の甘さと野菜の苦味という相反する要素が違いを引き立て合っていて、凛とした蕎麦の合間のアクセントとして絶妙だ。

『手打そば やまびこ』具材の種類や味の感想などをメモしながらの食事で、取材はもちろん仕事での食事では会話は少なめなことも多い

で、「おしるこ」。甘いけれどくどくなく、ふわふわのそばがきにピッタリ。都内で食べたそばがきのおしるこよりかなり好み。

すべてを食べられたわけではないけれど、『やまびこ』の料理はどれも「ここにしかないおいしさ」に満ちていて大満足。わざわざ行くべき店として最高です。

『手打そば やまびこ』

[住所]静岡県伊豆市修善寺3728-1
[電話番号]0558-72-7575
[営業時間]11時〜16時(15時半L.O.)
[休日]金
[席数/駐車場]テラスあり、全50席/駐車場20台以上あり
[支払い]カード可
[交通]東名高速 沼津I.C.から50分程度(伊豆縦貫道〜伊豆中央道経由)

さらなる美味を求めて! レトロな蕎麦屋にはしご

さて、せっかくの修善寺。『やまびこ』を出て山を下り、参拝をして足湯でリラックスをしたら、やっぱりもう1軒くらい蕎麦を食べないと。

修禅寺。802(大同2)年に弘法大師(空海)が開基した古刹。本尊として大日如来が祀られている
足湯に浸かったあと、すりおろしたてのワサビが添えられたソフトクリームを堪能。その後カメラを構える米川さん

驚きと呆れ、さらに「私、ダイエットしてるんですけどッ!」という怒りもこもった、米川さんの「はぁ?」という声なんて無視。

たとえ満腹だとしても、未知なる美味との出合いを求め続ける。それが“おと週魂”ってものだ。そして修善寺近くにあり、佇まいにピンときた『独鈷そば大戸』へ。

視界が広いうえ、加速・減速、ハンドリングが思いと同様に作動し、狭い街中でも軽快に運転できるレヴォーグ レイバック(S:HEV)

こちらで提供しているのは「独鈷ざるそば」と「独鈷かけそば」の2種のみ。外観同様に内観も昭和時代の初期あるいは大正時代あたりを思わせるレトロな空間で、待つことしばし。

『独鈷そば大戸』「独鈷ざるそば」(1470円)。やや柔らかめの蕎麦はツユとの絡みが抜群。伊豆名産のワサビをしっかり絡めていただきたい

桶に入れられて出てきたざるそばには、とろろに小鉢、小皿料理までつくボリューム。ただ、それよりも「お!」と思ったのが、ざるそばを頼むと小さめのワサビが1本添えられていること。伊豆名産を自身ですり下ろし存分に使ってください、ということらしい。

さっそくたっぷりすりおろしたワサビから小指の先ほどを箸で取り、それだけを味わってみる。なめらかで辛さはおだやか。外の暑さを忘れさせるほど、とにかく清々しい。

続いて蕎麦にのせて手繰ってみる。手打ちではないものの風味豊かな蕎麦の輪郭をワサビの涼感が際立たせてくれる印象。ダシの効いたやや甘めなツユとの相性も抜群だ。

米川さんが頼んだ「かけそば」にも小皿などがつき、さらに修善寺周辺での特産、肉厚しいたけがたっぷり。カツオ節に負けずしっかりとその風味を主張し、ワンランク上の味わいを演出している。

『独鈷そば大戸』「独鈷かけそば」(1470円)。たっぷりのしいたけと刻んだにんじんの入った蕎麦に小皿、小鉢、とろろなどがついてくる

『やまびこ』もおいしかったけれど、手作り感ある素朴な味わいのかぼちゃの煮付けをはじめとする小皿料理も含め、レトロ空間でいただく『独鈷』もかなりの味わい。

2軒目だとは思えない勢いで完食してしまった。修善寺の蕎麦、恐るべし。

『独鈷そば大戸』

[住所]静岡県伊豆市修善寺765-6
[電話番号]0558-72-0247
[営業時間]11時〜15時
[休日]火
[席数/駐車場]席座敷あり、全34席/駐車場あり
[支払い]カード不可
[交通]修善寺道路など修善寺I.C.から車で10分程度

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派手さではない、“いい車”に宿るもの
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