おかげさまで『おとなの週末』は創刊から25年を迎えました。そこで、創刊した2001年以降にオープンしたお店から本誌スタッフが「未来に遺したいひと皿」をセレクト。編集・ライターそれぞれが、思い思いの料理を挙げました。今回は、編集・武内慎司編。日頃ご愛読いただいているみなさま、そして本誌が歩んできた25年の間に生まれたお店に感謝を込めてお届けします。
編集・武内慎司
たけうち・しんじ/4月6日生まれ。ごく一部の読者からドビーと呼ばれている。好物が果実の白和え、カツカレー&コロッケなので、見た目に反し、子供舌と呼ばれてもいる。森永チョコボールの銀のエンゼルマークを19枚保有。おもちゃの缶詰に交換する日も近い!?
シンプルながら鶏の旨みを丸ごと味わえる逸品『韓灯(ハンドゥン)』@月島「タッカンマリ」
食雑誌に携わるようになって25年近く。たいてい撮影後に撮影した料理を試食させていただくのだが、「賄い用のご飯を下さい」と頼んだことが2度だけある。
そのうちの1軒で、しかも初めておねだりしたのが、月島にある韓国料理店『韓灯』だ。
ご飯にオモニ特製の自家製コチュジャンをちょいとのせて、軽く炙ったザブトン(焼肉)で包んで食べると、これが「うぉぉ」と叫び出すおいしさ。
スープ代わりのスンドゥプもご飯を進める気持ちいい旨辛さで、早々に撮影用のご飯を食べ終わるや「もう一杯、多めに!」。店の方に呆れられつつ苦笑いされたのも今ではいい思い出だ。
以来、プライベートで韓国料理を食べる際は、『韓灯』に足を運ぶように。
で、ここ数年、訪れると必ず頼むのが写真の「タッカンマリ」。
タッカンマリ 8980円(3〜4人分)

「ひな鶏を2時間半、香味野菜と一緒に煮込んでいるだけですよ」(金 徹さん)と言うが、口の中でほぐれていくみずみずしい肉。体に染み込んでいくかのような鶏の旨み溢れるスープ。
新大久保界隈の刺激的な韓国料理とは違う滋味深さで、毎日でも飽きることなく食べられる味わい。要するに、すごく旨い!
福岡県から東京に移転し21年。これからもおいしい韓国料理を楽しませてほしいし、オモニにも元気で店に立ち続けていただきたいです。
『リールズ』は僕の珈琲における師匠の店でケーキも旨し。『29ロティ』は生ハム&燗酒の楽しさに開眼させてくれた店。ともにプライベートでも通っているお店なり。
『韓灯』調理:金 英徳さん、サービス:金 徹さん
[店名]『韓灯』
[住所]東京都中央区月島2-8-12 AS ONE月島地下1階
[電話]03-3536-6635
[営業時間]17時半〜23時(LO)、22時最終入店
[休日]月
[交通]地下鉄有楽町線ほか月島駅9番出口からすぐ
『リールズ』@雑司ヶ谷
[店名]『リールズ』
[住所]東京都豊島区雑司が谷2-8-6 メゾンドラフィーネ1 階
[電話]090-5861-4187
[営業時間]11時半~19時(18時半LO)
[休日]月・金
[交通]地下鉄副都心線雑司が谷駅1番出口から徒歩1分
『29Rotie(ニッキュウロティ)』@大塚
[店名]『29Rotie(ニッキュウロティ)』
[住所]東京都豊島区南大塚3-34-4 櫻ビル1階
[電話]03-6902-1294
[営業時間]18時〜24時
[休日]火
[交通]JR山手線ほか大塚駅南口から徒歩1分
撮影/浅沼ノア(韓灯)、鵜澤明彦(リールズ)、取材/武内慎司
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
※画像ギャラリーでは、編集・武内がプライベートでも通うお店たちの画像をご覧いただけます。
※月刊情報誌『おとなの週末』2026年8月号発売時点の情報です。

■おとなの週末2026年9月号は「ぶっかけと冷やかけ」





