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ひんやりがうまい主役の夏野菜と滋味豊かなかけ汁『蕎麦 ひるあんどん』@板橋

板橋の住宅街にひっそり佇むこの店は、涼やかな設えが何とも心地よい。和食の心得が深いご主人が、あの手この手で仕込む季節の蕎麦は、ここでしか出合えないものばかりだ。盛夏は何が飛び出すかと楽しみにしていたら、生姜が香るなすが主役の逸品だった。

しょうが茄子とたたきおくらの冷かけ1350円

『蕎麦 ひるあんどん』しょうが茄子とたたきおくらの冷かけ 1350円 素揚げしたなすのとろりとした味わいにシャキシャキのみょうが、オクラのネバネバの食感を楽しむ

実はこれ、本来はぶっかけなのだが、「冷かけ」にもできる。そこであえてそっちをチョイスした。というのも、鰹節問屋を友に持つ店主が使うのは”ちょっといい”厚削り。その力強い旨みが、冴えわたる、ひんやり澄んだ汁を飲み干したかったのだ。

揚げてあるなすはジューシー。刻みおくらを溶けば青い香りが立ちのぼる。中盤、すだちを絞ると舞台は一転。爽やかな酸味が鰹の旨みを引き立て飽きる隙を与えない。あぁ、おいしかった!

店主:高木知洋さん「夏向きの日本酒も揃っています。飲みに来てください」

『蕎麦 ひるあんどん』

[店名]『蕎麦 ひるあんどん』
[住所]東京都板橋区板橋1-7-6ルアーナM1階
[電話]03-5944-2504
[営業時間]11時半〜14時(13時半LO)、17時半〜21時(20時半LO)
[休日]月、第4火
[交通]東武東上線下板橋駅から徒歩約5分

大摩桜とトマトの旨みにうなる斬新な味わい『総本家 更科堀井』@麻布十番

寛政元年創業の老舗蕎麦店が誇る名物は、真っ白でつややかな「更科そば」。さらに9代目の堀井良教さんが考案した更科の変わり蕎麦と季節の蕎麦にもファンは多い。

「蕎麦も和食の一種なので季節感を味わってほしいと思ったのがきっかけです。最近は日本各地の食材を応援の気持ちを込めて積極的に取り入れてます」。

そう話す堀井さんが熊本県で見つけた鶏肉「大摩桜」と変わり蕎麦を合わせたのが、8月提供の冷やし鶏そば。

冷やし鶏そば2100円

『総本家 更科堀井』冷やし鶏そば 2100円 更科や十割に追加料金で変更可

ビーガン用鶏ダシにドライトマトを煮出したスープで、甘み、酸味、旨みが溶け合った奥行きのある味わいに悶絶!

低温調理されたムネ肉は清らかな味わいでしっとりとやわらかい。8月前半はレモン切だが、15日からしそ切に。さわやかな和の味わいにも期待が膨らむ。

代表取締役:堀井良教さん「訪れるたびに各地の旬の食材で新しい発見を楽しんでください」

『総本家 更科堀井』

[店名]『総本家 更科堀井』
[住所]東京都港区元麻布3-11-4
[電話]03-3403-3401
[営業時間]11時半~15時半(15時LO)、17時~20時半(20時LO)、土・日・祝:11時~20時半(20時LO)
[休日]不定休
[交通]地下鉄大江戸線ほか麻布十番駅4番出口から徒歩4分

撮影/西崎進也(甲賀、ひるあんどん)、浅沼ノア(さかき、更科堀井)、取材/肥田木奈々(甲賀)、井島加恵(さかき、更科堀井)、岡本ジュン(ひるあんどん)

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

※画像ギャラリーでは、ジューシーな揚げなすがのった冷かけ蕎麦の画像をご覧いただけます。

※月刊情報誌『おとなの週末』2026年9月号発売時点の情報です。

■おとなの週末2026年9月号は「ぶっかけと冷やかけ」

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■『おとなの週末』2026年10月号は「いま飲みたい焼酎96本」

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