■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:このこ
海鼠子は、食用のナマコの卵巣を塩漬けにして乾燥させた高級珍味です。「くちこ」とも呼ばれ、能登地方の特産品として知られています。
古くはナマコを「コ」と呼び、生のコであることから「ナマコ」と呼ばれるようになったとされています。そのコの子、つまり卵巣を使うことから「このこ」という名前が生まれました。
海鼠という漢字は、夜になると海底を動き回る姿がネズミに似ていることから当てられたといわれています。
海鼠子は、厳冬期の1~3月頃、卵巣が発達したナマコからひとつずつ手作業で取り出して作ります。卵巣を糸に何度もかけ、三角形に整えて乾燥させたものは、形が三味線のばちに似ていることから「ばちこ」とも呼ばれます。
軽く炙ると香ばしさが増し、濃縮された海の旨味とカラスミを思わせるような深いコク、豊かな磯の香りが広がります。日本酒、とくに熱燗との相性が抜群です。
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