×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

吉祥寺は飲食に関しては何でもある街と思われているが、実は意外にないものがある。今回は、意外にないもののひとつ、仕事帰りのおひとり様女子(乗り換えでいったん吉祥寺に降り立つ女子も含む)を癒す店をご紹介だ。

吉祥寺で仕事帰りのおひとり様女子を癒す店とは? の件

吉祥寺は飲食に関しては何でもある街と思われているが、実は意外にないものがある。 今回は、意外にないもののひとつ、仕事帰りのおひとり様女子(乗り換えでいったん吉祥寺に降り立つ女子も含む)を癒す店をご紹介だ。 「仕事帰りのおひとり様女子」といっても、その性格&気分によって店のセレクトが異なってくるワケなんで、最初に状況を分析してみましょう。 A/仕事帰りには、ガツンと晩ごはんを食べて栄養補給をしたい B/仕事帰りには、お店の人や他のお客さんとコミュニケーションを取りながら、2~3杯飲んで、おつまみ系で疲れを癒したい C/仕事帰りは、お店の人やほかのお客さんと絡む気など一切なく、サクッと1杯飲んで、軽い食事で疲れを癒したい

イラスト/小豆だるま

仕事帰りには、ガツンと晩ごはんを食べて栄養補給をしたい女子におすすめの店は?

まずAの女子、この人たちは夜定食のある店に行けば解決です。 もはや吉祥寺を代表する『M食堂』(136回)、プチロードの定食の老舗『K』(17回)、五日市方面の肉定食『000(数字3ケタ)』(71回)、駅近の3のつく日は生卵おかわりし放題の『M』(139回)に行ってください。

仕事帰りには、お店の人や他のお客さんとコミュニケーションを取りながら、2~3杯飲んで、おつまみ系で疲れを癒したい女子は?

そしてBの女子、この方たちは、いきつけの店がありそうですし、吉祥寺にはありとあらゆる飲み屋があるので、放っておいても大丈夫でしょう(Bの女子すまん)。

仕事帰りは、お店の人や他のお客さんと絡む気など一切なく、サクッと1杯飲んで、軽い食事で疲れを癒したい女子は?

問題はCです。 Cの女子!  仕事で自分の社交性&愛想を全部放出し、MP値も切れ、もはや他人と喋りたくない。 でも定食ガツンじゃなくて、ちょっとまったりしてアルコールでも飲みつつ、軽食&つまみを食べ、ぼーっと一息つきたい……。 このCの女子を癒す店が吉祥寺にないんです!  グループでニギニギしい居酒屋じゃないんだよ!  静かなワインバル風の、気の利いた店がほしいんだよ! 現状そんな女子が集まっている店は、アトレ吉祥寺のイタリアン系洋食の『Oハウス』です。 ここは、新宿に本店があってカレーがおすすめのN屋の系列。 『Oハウス』は、座席が74席と広く、昼間は年配の人々が多いのですが、夜はおひとり様女子が多いのよ。 っていうか、仕事帰りに吉祥寺の街中を通って店を探すのも疲れるよねっていう気分が表れているチョイスですね。 ここはビール&ハウスワインもあるし、サラダがけっこう豊富で数種類あって、ポテトフライ、ソーセージなどのつまみ系も一皿300円くらいから。 アルコールと料理2~3品で2000円弱で収まる価格帯。 うーむ、『Oハウス』は使い勝手がいいんだよな。 平日の夜は静かだし。 もちろんお店の人と会話も楽しまなくていいし(苦笑)。

しかし、吉祥寺の超駅近、ハーゲンダッツの地下にイタリアンの『D』が1月末にオープン。 ここさー、どうも女子会&グループ客狙いらしんだけどね、仕事帰りのおひとり様女子を狙うべきなんだよ。 吉祥寺には女子会をする店なんで山のようにあるけど、仕事帰りのおひとり様女子(特にC)の行き場がないのよ。 メニュー的にはイタリアンで、ワイン酒場と銘打っているので、お酒も豊富。 でも1品料理がちょっと高いんだよな。 一皿480円くらいからだけど、2~3品頼んで、ワイン1杯飲むと、2000円では収まらないかなー。 お通しもあるし、調子にのると一人で4000円くらい使うのは簡単……。 ちなみに私は調子に乗って、そのくらい使いました……。 この『D』に関しては、ハーフサイズのメニューをもっと作って、仕事帰りのおひとり様女子の救世主になってほしい! という期待感を込めてのご紹介だよ……。 あと平日のランチを始めて(土日祝はランチあり)、ママ友ランチ飲み会を1人2500円くらいで支援すると、人気が出ると思うんだよねー。 場所もインテリアも女子向けだけど、正直デート向きじゃないから、思いっきり女子を呼び込む作戦を立ててほしいっす。 あと、おひとり様とグループ客&カップル客の席を離したら完璧だ(笑)。

天野七月/あまのななつき ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。 小豆だるま 高校の国語教員を経てイラストレーター・漫画家になる。ギャグとシリアスを行ったり来たりする作風で雑誌・書籍・webなどで活躍中。著書は「日々ズレズレ」(小学館)その他。好物はタイ料理と辛いもの。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。4月15日発売の5月号では、銀座の奥にあり、銀…