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新宿御苑 鳥焼 晴京(最寄駅:新宿御苑前駅)

地鶏や銘柄鶏を日替りで常時4種味わえる食べ比べが楽しい

たまらず口に運ぶ。噛む。味わう。ふっくらとした弾力と、個々の豊潤な旨みが脳天を刺激する幸福感たるや! そうなのだ、柔らかい肉質の銘柄鶏や力強い味わいの軍鶏など、約40種の仕入れレパートリーがある全国の鶏から、日替りで常時4種を食べ比べできるのがこの店の醍醐味なのだ。店長の木村さんは「燻すように焼くのがコツ」と話す。そのため始めと仕上げに鶏油を塗って炭の温度を一気に上げ、近火で燻香をまとわせながら旨みを閉じ込めるという。ねぎまが豪快な一方、繊細さを感じるのは、数ミリも違えず均一に串打ちされたササミや、絶妙なレア加減のレバーなど各部位の串。特につくねが自慢で、むね挽き肉に玉ネギおろしを加えて滑らかな食感を際立たせた。どれも職人の技が成せる味。通わない手はない。

日替わり正肉・ねぎま(美桜鶏、水郷赤鶏、天草大王、熊野地鶏)、ればー、ふりそで、つくね

時価(取材時は1本600円)、260円、280円、300円

各地鶏のねぎまは、もも、むね、すね肉を1本に串打ち。日によって「京地どり」など珍しい銘柄も。味は塩、タレ、ダシ醤油などを使い分ける

今井農園直送自家製ハムと緑野菜のサラダ、大山鶏のむね肉 わさび醤油

780円、540円

神奈川の契約農家「今井農園」の野菜を使うサラダは新鮮。低温調理したむね肉はしっとり

こだわり玉子の親子丼

780円

その日の地鶏を使う親子丼。カツオダシの味で甘さ控えめ。ランチでも提供

お店からの一言

店長 木村亮太さん(右)、スタッフ 本木淳也さん

「全国の地鶏から味わいのバランスを考え日替わりで提供しています」

新宿御苑 鳥焼 晴京の店舗情報

[住所]東京都新宿区新宿2-4-8 第28宮延マンション1階 [TEL]03-3354-3126 [営業時間]11時半~14時(13時15分LO)、17時~23時(22時15分LO)、土・祝12時~23時(22時15分)※ランチタイム有 [休日]日(祝の場合は営業で月休) [席]カウンターあり、全33席/全席禁煙/予約可/カード可/サなし、お通し代460円別 [交通アクセス]地下鉄丸ノ内線新宿御苑前駅1番出口から徒歩3分

電話番号 03-3354-3126

撮影/大西尚明、瀧澤晃一(内観) 取材/肥田木奈々

2019年8月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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