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静岡県伊東発 食べるサバオイル!「SABA-YU」/至福の鯖百選[46]

静岡県伊東発 食べるサバオイル!「SABA-YU」/至福の鯖百選[46]

全国各地のサバやそれにまつわる料理を発掘するサバジェンヌ。今回は静岡県伊東市に上陸。サバ愛あふれる店主が手掛ける居酒屋で見つけた“食べるサバオイル”にジェンヌ感動!!

perm_media 《画像ギャラリー》静岡県伊東発 食べるサバオイル!「SABA-YU」/至福の鯖百選[46]の画像をチェック! navigate_next

サバ料理百花繚乱! サバ愛あふれる居酒屋『肴屋 大ちゃん』

駿河湾や伊豆諸島沖の豊かな海の幸が水揚げされる静岡県伊東。その水揚げ量の多くを誇るのがサバだ。

伊東のサバ。さわやかな脂のりが魅力。通年味わえるが、旬はおおむね11月~2月

「伊東のサバは最高です。絶品です!!」と太鼓判を押すのは伊東市富戸(ふと)の居酒屋『肴屋 大ちゃん』の山本大輔さん。

毎朝、富戸漁港で直接仕入れた地魚を使ったこだわりの料理が人気を博し、地元のみならず県外から訪れるお客さんも多い。

伊豆急行線城ヶ崎海岸駅から徒歩1分に位置する『肴屋 大ちゃん』。テレビなどメディアの取材も多数

山本さんは千葉県出身。県内のホテルなどでおもに中華料理のシェフとして腕を振るっていた。趣味の釣りやダイビングで富戸を訪れるうち、地魚の美味しさに魅了された。

山本大輔さん。新鮮な地魚と地元の食の幸を使い、技を凝らした料理を手掛ける。伊東市が誇る夏の一大イベント「サバーソニック&アジロックフェスティバル」にも毎年出店。

ゆくゆくはジャンルにとらわれずに、さまざまな料理を提供するお店を開きたいと考えていた山本さん。富戸の定置網から朝、水揚げされた新鮮な魚を使った料理をメインにした居酒屋を開くことを決意。2014年に『肴屋 大ちゃん』をオープンした。

伊東の魚を使った絶品料理がリーズナブルに楽しめる。写真は「おまかせ5点盛り」。刺身・サラダ・揚げ物プラス2品の5点盛り(日替わり)。ボリュームたっぷりで2000円!

数々のメニューの中でも、特に充実しているのが「サバ」。刺身、〆サバ、角煮、塩麹漬け、串焼き、蒸しもの、フライ、マリネ……。どれも常連たちが、絶賛する味わいだ。

もともと、サバが大好きな山本さん。「たとえば東京湾にタイ釣りに行くと、サバがかかったら、たいていみんな『外道』扱いしますけど、僕は『超ラッキー!!』って思うくらい大好きですね(笑)」。

そんな山本さんがほれ込んだのが「伊東のサバ」。「どの魚も美味しいけれど、バツグンにサバはウマい。味が濃くて、最高ですね」と山本さん。

「1kgアップのサバが揚がったときは『サバのしゃぶしゃぶ』も提供します。『ブリじゃなくて、サバでしゃぶしゃぶ?』と怪訝な顔していたお客さんも一度食べると『ブリよりサバで』とおっしゃいますね」。

そしてサバ料理の美味しさは、伊東のサバのポテンシャル、だけではない。山本さんが本気でサバに向き合い、卓越した技があってこそだ。

大ちゃん自慢のしめさばをいただいた。

「飲み込みたくない!!」店主自慢のしめさばに震える

肴屋 大ちゃんの「しめさば」。通販でも販売中

しめさばに使うのは朝、富戸漁港で仕入れた獲れたてピチピチのサバ。必ず、7時半までにはおろす。塩をして、みりんなどを加えた特製の調味酢に漬け込む。

そんな“新鮮すぎるサバ”で作られたしめさばは、口に入れた瞬間、
衝撃! なめらかすぎる!!
そのなめらかさったら、“ホイップクリーム級”の舌触り。

正直、「このままなめていようか」と思うくらいのうっとり感。かじると、極めて浅締めで、刺身感いっぱい。そして、さざ波のような爽やかな脂がジワジワと口の中に広がる。


うっ、飲み込みたくない!

魅惑的なまでの脂のり。なめらか、爽やか。飲み込むのがもったいない……

なんでしょう、この「永遠に口の中に入れておきたいしめさば」って(涙)。

そんな肴屋 大ちゃんの至福の地魚グルメが、なんとおうちでも楽しめるようになった。昨年から、通販をスタート。コンディションがよいサバが揚がればしめさばや、味噌漬けも販売されるが、常時取り扱い商品として注目なのは「SABA-YU」(サバーユ)。

「特製サバオイル」に使われる「サバ男くん」の恐るべき実力

肴屋大ちゃんの通販サイトで販売がスタートした「SABA-YU」。朝獲れサバの特製サバオイル。左から<赤の鯖><白の鯖><金の鯖>(各880円)

いとう漁業協同組合が開発したサバのすり身「サバ男くん」を使った「特製サバオイル」だ。

キャー!!

ジェンヌ喜びの声。なんでかといえば、ジェンヌは無類のサバ男くんファンだから。サバ男くんを、単なる「鯖のすり身」だと思ってもらっては困る。ともかく、凄いんだからサバ男くんは!!

朝、水揚げされたサバを鮮度バツグンの状態でスピーディーに加工。独自の製法で臭みもない。

「サバ男くん」。いとう漁業協同組合が「獲れたての新鮮なサバを、より多くの人に食べてもらいたい」「魚離れが進む子どもたちにも、食べてもらいたい」と開発。新鮮なサバを魚類の骨肉分離機ですり身にして真空パックに。無添加、無着色

サバ男くんのすごいところは、加熱すると「粗挽きの挽き肉」そのものになること。旨みバツグン、ミンチ状の食感も最高! もはや挽き肉越えの味わいだ。

応用範囲も広く、市内ではボロネーゼソースのパスタ、ナゲット、タコスなど実にさまざまな「サバ男くんグルメ」が楽しめる。どれも絶品!

サバ男くんを炒めるとこんな感じ。どこからどう見ても「挽き肉」。生臭みはいっさいなく、サバの旨み、味わいのいいところだけ凝縮された味わい。DHA、EPAたっぷり! どうよ!! 挽き肉料理は全部、サバ男くんで作ろう!!

ぶっちゃけ、「世界中の挽き肉は、全部サバ男くんにしてほしい」とまじめに思っているジェンヌ。

ところが山本さんは、ジェンヌをはるかに上回る「大のサバ男くんファン」だった。 

サバ男くんの旨みと独自の食感にほれ込み、発売直後から店のメニューに取り入れていた。サバ男くんメンチ、サバ男くんのさつま揚げ、サバ男くん味噌などが大好評!

肴屋 大ちゃんで提供中の「サバ男くんの自家製さつま揚げ」。これ、魚なの?? と驚かれるという人気メニュー

「サバ男くんはなんでもできる。つくね、ミートソース、そぼろ……あ、シチューに入れてもウマい!! レシピは無限! 肉の必要がない! 塩も使ってないのにあの旨みって、信じられないくらい美味しいし、サバの栄養価いっぱいでヘルシーだし、つまみにもなるし、子どもウケもバツグンだし!!」とアツく「サバ男くん愛」を語る山本さん。

全日本さば連合会が昨年Facebookページで展開した「サバレシピリレー~サバトンをわたそう!~」で山本さんがレシピを紹介した「サバ男くんのサバピザ」。サバ男くんとお野菜たっぷり、ヘルシーなピザのレシピは出典をタップ

山本さんが、通販サイトで通年販売できる瓶詰商品のために、安定供給できる魚を使わなければ……と頭を悩ませていたときに、アタマに思い浮かんだのは、「サバ男くん」だった。

そうだ、オレにはサバ男くんがあるじゃないか!!

「サバ男くんだったらなんでもできる!」と胸を張る「サバ男くんマスター」の山本さん。

試行錯誤の上、大豆油などをベースにサバ男くんとさまざまな野菜やスパイス類を使った朝獲れサバの特製サバオイル「SABA-YU」を完成させた。オイルといっても、具がたっぷり。いわば「食べるラー油」ならぬ、「食べるサバオイル」!

ラインナップは自家製ラー油を加えた<赤の鯖>、味噌・酒粕・レンコンなどを加えた<白の鯖>、香味野菜とスパイス・ハーブを使った<金の鯖>の3種類。いずれも、まるで「挽き肉」のように仕上がるサバ男くんの食感と旨みを巧みに使いこなした逸品。

サバ男くんに合わせた具材もベストバランスでごはんの友、パスタ、サラダなどありとあらゆる料理に使えて、バツグンに美味しくなるというまさに万能調味料!! その魅力を、山本さんおすすめの食べ方、そしてジェンヌによる「SABA-YU料理」とともにご紹介!

まさに“食べるサバラー油”朝獲れサバの特製サバオイル「SABA-YU」<赤の鯖>

「SABA-YU」朝獲れサバの特製サバオイル<赤の鯖>(880円)

店で大人気の「自家製ラー油」にサバ男くんを入れた,、まさに“食べるサバラー油”。山本さんはなんてったって、もともと中華のシェフ。ラー油はお手のものである。大豆油やゴマ油をベースに、玉ネギ、ニンニク、ショウガなどを使用。四川料理で使われる朝天唐辛子など4種類の唐辛子をブレンドして加え、もちろんザクザク、たっぷりサバ男くんもプラス!

山本さん曰くおすすめの食べ方は「ごはんにはもちろんのこと、ザク切りキャベツ、たたきキュウリに合わせておつまみにしても美味しいです。鍋の薬味にしてもイケますよ」とのこと。

ごはんに鍋の薬味に大活躍。通販サイトで販売中の「サバのキーマカレー」(もちろんサバ男くん使用)にかけて辛さをアップするのもおすすめ。「追いサバ」で風味とコクもアップ!

ではジェンヌさん、まず、そのままでいただいてみます。

香り豊かで爽快な辛さ、そしてなんともいえないコクと旨み! サバ男くんが醸し出す深みのある味わいったら(涙)。わ〜、これはいわば「サバ醤」として料理にプラスするとバツグンに美味しくなりそう。

そしてサバ男くんは、絶妙な粗挽き仕上げ。「サバ男くんの粒の大きさ」にはめちゃめちゃこだわった、と山本さん。「つぶつぶのミートソース風ではなく、“高級ボロネーゼ風”のボロッとした感じを目指しました」。

この挽き肉感とピリ辛といえば……はっ。あれができるのでは!! ということでジェンヌアレンジ。「サバ麻婆豆腐」

サバ麻婆豆腐。そもそもオイル入りのSABA-YU。時短サバクッキングに貢献!!

材料は「SABA-YU」赤の鯖、豆腐、味噌、あればネギ。これだけ!! フライパンに豆腐、「SABA-YU」を入れて熱し、味噌で味を調えるだけで、めちゃうま「サバ麻婆豆腐」が完成! 白めしすすむ~(涙)。

香味野菜とハーブで洋風サバ料理は全部おまかせ! 朝獲れサバの特製サバオイル「SABA-YU」<金の鯖>

「SABA-YU」朝獲れサバの特製サバオイル<金の鯖>(880円)

大豆油に、サバ男くんとみじん切りにしてじっくり炒めた玉ネギ、ニンジン、セロリなどの野菜、ニンニク、そしてローズマリー、タイム、オレガノなどのハーブを加えた洋風テイスト

パスタに使ったり、バケットにのせてみてください。ポテトサラダやオムレツの具にしても美味しいですよ。刺身と和えてカルパッチョ風に食べるのも店で人気です」と山本さん。

パスタなど洋風サバ料理にはこちらがおすすめ。刺身にからめて「カルパッチョ風」にいただくのもおすすめ

ニンニクとハーブで、おしゃれに仕上がったサバ男くんのオイルは、バケットにのせると、白ワインエンドレス(涙)。けれど気取らず親しみやすい味わいなので、いろいろ使えそう。というわけでジェンヌアレンジは「サバのガバオライス風」

炊き立てごはんに、サラダ菜、「SABA-YU」<金の鯖>をのせ、目玉焼きをオン。レモンをちょい絞ってどうぞ。スイートチリソースを添えると、エスニック感アップ。

「SABA-YU」<金の鯖>を使った「サバのガパオライス風」。ちなみに金の鯖は、お湯で溶いてトマトペーストを入れると「サバミネストローネ」になる。激ウマなのでお試しを

目玉焼きがとろりと絡んだ、サバ男くん部分の美味しさったら……。サラダ菜も一緒にごはんにガンガン混ぜてどうぞ~。香味野菜効果で、爽やかまろやかな味わい♪

まるで肉味噌! レンコン入りでおつまみにも最高!! 朝獲れサバの特製サバオイル「SABA-YU」<白の鯖>

「SABA-YU」朝獲れサバの特製サバオイル<白の鯖>(880円)

大豆油をベースにサバ男くん、そしてたっぷりの長ネギとなんと、レンコン入り! 麦味噌と、南伊豆・志太泉酒造「身上起(しんしょうおこし)」の酒粕を加えてまろやかに仕上げた和風オイルだ。

こちらは「スティック野菜に添えたり、冷ややっこ、風呂吹き大根に添えるのがおすすめです」と山本さん。

マヨネーズとの相性もバッチリ。子供ウケもバツグンだそう

食べてみると……言われなければ本当に肉味噌!! でもサバの旨みで肉味噌より美味しい! そしてめちゃめちゃまろやか。隠し味の酒粕で奥行きのある味わい。さらにレンコンのサクサク感が心地よくて超つまみになる!! 日本酒片手に半分食べてしまったジェンヌさん……。

これはもう、日本酒のつまみモードアレンジで。「焼きピーマンSABA-YU詰め」。焼いたピーマンに、「SABA-YU」<白の鯖>をのせるだけ。ほろ苦ピーマンと、まろやかすぎるSABA-YUで、冷酒にも熱燗にもぴったりのおつまみに!

白の鯖を使った「焼きピーマンSABA-YU詰め」。ガンガン日本酒いっちゃってください

さらに、この季節は鍋の薬味に使うのもおすすめ。旨みがアップするとともに、華麗なる“サバ味変”が楽しめる。こちらもぜひ!!

ジェンヌ作成「サバとり鍋 SABA-YU添え」。山本さんにいただいた「サバ出汁」と「白身魚の出汁」をブレンドし、鶏がらスープの素も加えた出汁をベースに、鶏手羽元と野菜を入れて仕上げた。いわゆる「サバ出汁ラーメン風」。コクうまです。こちらにSABA-YUを加えて味変を楽しむ

赤の鯖を加えると味わいが「担々麺風」に!!!

白の鯖を加えると味わいが「味噌ラーメン風」に!!

食卓において、野菜につけて、料理にのせて、薬味にして、ごはんにのせて!!

SABA-YUは、恐るべし“サ万能”調味料!! ぜひお試しを!

サバレンタインセット SABA-YU PREMIUMブレンド(2000円)

ただいま、通販にて「サバレンタインセット SABA-YU PREMIUMブレンド」を販売中。

<白の鯖>に伊東産ヤマモモをブレンドした「pink」、<金の鯖>に自家菜園で採れたバジルをブレンドした「green」、はちみつとマスタードをブレンドした「yellow」の3点セットだ。

[サバ最新情報]
サバに関する情報をみんなでシェアする「全さば連Facebookグループページ」がスタート。サバ関係者、そしてサバファンの方々、どなたでも参加可能。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
このグルメ記事のライター
池田 陽子

サバファンの集い「鯖ナイト」や、日本中のサバ好きが集まる「鯖サミット」などの活動を担う「全さば連(全日本さば連合会)」広報担当/サバジェンヌとして活躍。本業は薬膳アテンダント/食文化ジャーナリスト。著書に『ゆる薬膳。』(日本文芸社)、『缶詰deゆる薬膳。』(宝島社)、『春夏秋冬ゆる薬膳。』(扶桑社)、「ゆる薬膳。」はじめたらするっと5kgヤセました!(青春出版社)、『サバが好き!』(山と渓谷社)など。 ■サバに関する情報をみんなでシェアする「全さば連Facebookグループページ」がスタート。サバ関係者、そしてサバファンの方々、どなたでも参加可能。

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