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数年前から注目を集めていた台湾の鶏唐揚げ「鶏排」。 クリスピーな食感とそのボリューム感から人気を集めていたが、いよいよ本格ブームの兆し。 注目の味を食べ歩いてみた。

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『also(オルソー)』@白山

台湾クリスピー唐揚げ(700円)
しっかりした塩味でビールとの相性は最高!
一緒に揚げたバジルとエリンギがまたいい仕事をするのだが、この組み合わせが台湾ではポピュラーなんだとか

冷めてもザクザクが消えない衣に脱帽!

台湾風唐揚げが運ばれてくると、「おぉ♪」っとテンションが上がる。
その理由は、写真では分かり難いが“香鶏排”と書かれたレトロな袋入りだから。

衣のザクザク感を持続するためにコーンフレークを砕いて入れることを考案したという台湾風唐揚げ。冷めても続くクリスピーな美味しさに持ち帰り派もゾッコンだ。

ここは台湾のストリートフードで人気の『フジコミュニケーション』の姉妹店。
ワンタンの皮を使ったオリジナルビールなどクラフトビールが充実していて、唐揚げとのマッチングを幅広く楽しめるのもいい。

画像上:クラフトビール(600円)
画像下:水餃子オリジナル(790円)
モチモチした皮も美味しい大きな水餃子は3種類。オリジナルは豚肉、白菜、黄ニラ入り。上湯と塩で味付けしているのでそのままで

ビーフン炒め(800円)
シイタケが入った具沢山ビーフンは旨みたっぷり。
塩ベースのあっさりした味付けなので、軽めのクラフトビールと一緒に味わいたい

タップのクラフトビールは常時5種類。日本のほか海外銘柄もあり。
カンパイ!ブルーイングにオーダーした限定銘柄が登場することも

住所:東京都文京区白山5-32-13
TEL:03-5615-9969
営業時間:11時半~14時半(14時LO)、17時~20時
定休日:無休
交通:都営地下鉄三田線白山駅A3出口から徒歩1分

『also(オルソー)』@白山

『林家排骨(リンパイコー)』@浅草

ザージーパイ(500円)
鶏肉は店でさばいたものだけを使う。現地と同じように鶏ムネ肉を叩いて下地を付け、衣にはタピオカの原料となるキャッサバ粉を加えている

4種類のフレーバーを制覇したい

台湾料理の醍醐味は、同じ料理でもそれぞれの家庭の数だけバリエーションがあること。
かの地のとある一家、林さんの家に伝わるオリジナルレシピを元に作りあげたのがこの店の味だ。
主役は、豚のロース肉に衣をつけて揚げた「パイコー」だが、カリカリの衣が特徴の「ザージーパイ」も人気とか。

プレーンの他、梅塩、唐辛子、抹茶、カレーなどのフレーバー違いの他、自家製甘辛みそとラー油をたっぷり塗った「甘辛ザージーパイ」もあり、こちらはご飯にのっけて「甘辛ザージーパイ飯」(750円)にするのもおすすめ。

パイコー飯(750円)
特製ダレに一晩漬け、台湾から取り寄せた特製衣で揚げた、カリカリの台湾風ロースカツ。付け合わせの漬物も白いご飯を呼ぶお弁当

黒豚ソーセージ(450円)
サイドメニューには台湾屋台の代表おつまみといえる腸詰もあり。
黒豚を使った腸詰は、ライトな飲み口の台湾ビールのお供にぴったり

住所:東京都台東区浅草1-18-12
TEL:03-5246-3930
営業時間:11時~19時
定休日:無休
交通:地下鉄銀座線浅草駅A1出口から徒歩3分

『林家排骨(リンパイコー)』@浅草

『台湾鶏排とタピオカミルクティーの店 KAPI TAPI』@渋谷

台湾大鶏排(700円)
台湾人も納得の味だが、大きすぎて食べきれない人のために、今年になってハーフサイズがスタート。相性抜群の台湾ビールとどうぞ

鶏もも肉を使うのでよりジューシー

「東京在住の台湾の方が、あぁ懐かしいと言ってくれたのがうれしかった」という同店の鶏排は、顔よりも大きいジャンボサイズ。本場はほぼ鶏ムネ肉だが、ここではよりジューシーさを求めてモモ肉を使用。

でもそれ以外はできる限り現地のままに。台湾から直輸入した調味料で忠実に作っているからこそ、冒頭のような言葉が生れるのだ。

魯肉飯(650円)
甘辛いやさしい味が多い魯肉飯(ルーローハン)だが、こちらはニンニクが効いたガツンとした醤油味。ピリ辛の漬物が合いの手に最高

住所:東京都渋谷区道玄坂2-16-1
TEL: 03-5856-3018
営業時間:11時~22時(21時半LO)
定休日:不定休
交通:JR山手線ほか渋谷駅ハチ公口から徒歩5分

『台湾鶏排とタピオカミルクティーの店 KAPI TAPI』@渋谷

『台湾豆乳大王』@九段下

鶏排(昼)(590円)
ほんのりした甘みとコクのあるタレに浸けたしっかり味。
衣はさつまいものデンプンをまぶし、本場のようなザクザク感を再現

ランチのお供にこんがり鶏排をどうぞ

台湾が大好きというオーナーが始めた台湾の朝食とランチの店。
ランチメニューの鶏排も最近は人気上昇中とか。現地同様、鶏ムネ肉を使い、カリッと香ばしいきつね色に揚げている。
食べ歩ける袋入りなのでその場でビールと楽しむのもよし、アフターランチのお持ち帰りにもよし。
おやつにぴったりなハーフサイズも用意されている。

胡椒餅(各250円)
中華のパイ生地に挽き肉を包んで揚げたおやつ。
胡椒のピリっとした辛さがクセになる

鹹豆漿(シェントウジャン )(朝)(480円)
台湾朝ご飯の定番、揚げパンをのせた豆乳

住所:東京都千代田区神田神保町3-9-3 csビル1階
TEL:03- 6268-9757
営業時間:8時~14時
定休日:土・日・祝
交通:地下鉄東西線ほか九段下駅A2出口から徒歩3分

『台湾豆乳大王』@九段下

撮影/貝塚隆 取材/岡本ジュン
※店のデータは、2021年8月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部 今井
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