おとなの週末・京都旅 【画像ギャラリー】おとなの週末・京都旅 雪解けの京都で庭めぐり 江戸時代に名を馳せた「雪月花の三庭苑」がそろって公開! #京都#北野天満宮#妙満寺#庭めぐり#旅行#清水寺#雪月花の三庭苑 記事に戻る 梅苑の梅の木に囲まれる姿で再興した石庭「花の庭」。今回の再興では梅苑を360度見渡すことができる展望台も新たに整備された947年に創建された北野天満宮。御祭神 菅原道真公(菅公)を祀る国宝の御本殿は桃山時代の華麗な装飾が施された歴史的建造物だ。左手にある飛梅伝説の特別な梅の木もお見逃しなく梅苑だけでなく境内のあちらこちらで咲き誇る紅白の梅花は、毎年1月頃に咲きはじめ、2月中旬から3月下旬が見ごろとなる境内の梅の木から採れる2トンを超える梅の実は収穫したら塩漬けにして、梅雨明けに神職総出で天日干し。再び塩漬けにし、12月にはお正月の縁起物「大福梅」として授与される御本殿前の中門「三光門」はひときわ壮麗な造りで、見上げると彩色された見事な彫刻を見ることができる。御本殿と同じく桃山時代の建築様式で重要文化財に指定されている往時は月に照らされた庭の美しさで名を馳せたという「月の庭」。秋の特別公開時は夜間の拝観もあり 写真提供/清水寺もとは散策して楽しむ回遊式庭園として造られたが、現在は成就院から座って鑑賞するのが最も美しく見える設計となっている。水音や鳥のさえずりが耳に心地よく、豊かな自然と溶け合うようなたたずまいが見る者を癒す 写真提供/清水寺音羽山(おんわさん)の斜面に建つ清水寺。「清水の舞台」で知られる本堂の舞台は急峻な崖に張り出すように建てられており、その高さは約13メートルもあるという 写真提供/清水寺京都市の北に位置し、市内より気温も低い岩倉の地。雪化粧で陰翳をつけた「雪の庭」の静謐さは圧巻だ。庭に雪がない時でも、冠雪の比叡山のから流れる水脈を感じさせる枯滝が美しいかつては「寺町二条の妙満寺」の呼び名通り京都中心部にあったが、1968(昭和43)年に、岩倉に移転。塔頭・成就院にあった庭の石組はそのまま本坊に移され、2022年に大規模改修を終えた妙満寺の山門前は、鯉の泳ぐ池のまわりに緑もいっぱい。5月にはツツジ、7月には半夏生(はんげしょう)が花を咲かせ、門前が華やぐ豊かな自然に囲まれた妙満寺は、インドのブッダガヤ大塔を模した仏舎利大塔でも知られる。本堂背後の裏山では荒れた山を再生する「妙満寺の森」プロジェクトが計画されている 記事に戻る おとなの週末・京都旅 雪解けの京都で庭めぐり 江戸時代に名を馳せた「雪月花の三庭苑」がそろって公開!