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鮨 ひとのき(最寄駅:豪徳寺駅)

まさに珠玉の握り!シャリとネタに込めた若き店主の技に圧倒

砂糖は加えずコクと酸味の2種類の赤酢と塩だけで切る。そしてネタ。力強いシャリを受け止めるため、青物、白身、貝類など、ほぼすべてのネタに振り塩をして旨みを凝縮させている。そうして生まれた一貫を頬張れば、米粒にしみ込んだまろやかな塩味が噛むほどにネタの旨みを細部まで引き出し、豊かな余韻を残しつつ喉の奥へとはかなく消えていく。「おまかせ」では握りの前に、刺身や焼き物、一品料理など豊富なつまみが付き、こちらも格別の味わい。33歳の店主が4月に開業したばかりのこの店が、予約のとれない人気店に成長する日も間もなくだ。

おまかせ

5800円

トロ、真鯛、アジ、石垣貝、車エビ、スミイカ、ウニ、穴子:振り塩をすることで、真ダイは上品な風味を引き出し、石垣貝は甘みを増す。とろけるような穴子も抜群だ

小肌

300円

絶妙な塩と酢加減によって身の風味がぐんと膨らむ

お椀、焼き物、蒸し物、酢の物、刺身、一品、デザート

酢の物はポン酢で食す毛ガニ。甲羅にミソで和えた身と脚肉を詰め込んでいる。一品はカツオの藁焼きで、カラシとネギ生姜の2種類の薬味で。蒸し物はキンキの握りを仕込んだ茶碗蒸し、焼き物は甘ダイ、刺身はクエとつぶ貝の2種

(昼)バラチラシ

1000円

網の目状の青物や貝類、白身をバランスよく盛り込んだ昼の人気メニュー

お店からの一言

店主 山口裕太さん

「コース以外にも旬魚の握りやつまみを用意しています」

鮨 ひとのきの店舗情報

[住所]東京都世田谷区豪徳寺1-45-1 [TEL]03-6413-5142 [営業時間]12時~14時(平日のみ)、17時~23時(22時最終入店)※ランチタイム有 [休日]水 [席]カウンター8席、テーブル5席、 全13席/全席禁煙/予約可/カード不可/サ・お通し代なし [交通アクセス]小田急小田原線豪徳寺駅から徒歩1分

電話番号 03-6413-5142

撮影/瀧澤晃一 取材/菜々山いく子

2018年11月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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