全国には数多くの難読地名が存在します。うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをした人も多いはず。
本コーナーでは、読み間違いが多い難読地名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。
文、画像/おと週Web編集部
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難易度:★★★★☆
■難読漢字、地名編の正解はこちら
正解:かれいざわ
青森県浪岡地区にある集落のひとつが王余魚沢です。
地名の由来ですが、はるか昔、この地の殿様がこの沢で魚を余したことから「王様が魚を余した沢」ということでその名がついた、旅人や田畑で働く人が携える弁当のことを昔は「餉」(かれい)と呼んでいて、彼らが弁当をこのあたりで食べていたためその名がついたなどのほかにもさまざまな説がありますが、確定的なものはないようです。
ちなみに、「王余魚」は「カレイ」の古名。この地区は、緑あふれる山あいの集落なのですが、地名が海魚にちなんでいるというのは不思議ですね。
ただし、カレイは、青森県では古くからなじみの深い魚で、青森県の沿岸では多くの種類のカレイが漁獲されます。
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