政治も経済もなんだか先行き不透明な時代です。グルメだって予測が難しくなっています。そこで編集スタッフが、放言覚悟で2025年にブームとなりそうなグルメを大胆予測してみました。不景気に加え物価の高騰もあって、“安くておいしい”が基本になりそう。でも、逆境に負けず流行りそうなものを見つけてきました!今回は後編です。
【予測4】ソース味や塩味で酒が進むおつまみ焼きそばがアツい
ソースに醤油、塩、店によって味付けも様々な「焼きそば」ってお腹を満たしつつ、お酒も進む。実はコスパの高い“おつまみ”なのです。ハーフサイズの提供店が増えれば流行るでしょう。
《つまみ焼きそば1》2種類の焼きそばとサワーで!『もつ焼きウッチャン渋谷道玄坂』@渋谷
まずは都内で4店舗展開するもつ焼き店へ。焼きそばが2種類あるのだ。ペッパーが効いて濃いめの味ながらレモンで爽やか仕上げの「黒胡椒レモン焼そば」と、塩味と豚肉でよりつまみ感の強い「ネギ豚塩焼きそば」である。バイスをはじめ、サワーとの相性抜群だ。シャリキンで作られるので、飲み過ぎにはご注意を。
黒胡椒レモン焼そば600円
ネギ豚塩焼そば650円
[住所]東京都渋谷区道玄坂2-18-14日美ビル1階・2階
[電話]03-6455-0208
[営業時間]16時〜23時(22時半LO)※日は〜22時(21時半LO)
[休日]不定休
[交通]京王井の頭線渋谷駅から徒歩4分
《つまみ焼きそば2》屋台の味はサワーや焼酎でも◎『ウラニワ千歳船橋店』@千歳船橋
続いては、大分料理を出す居酒屋さんへ。県内のお祭りで出る屋台焼きそばを再現したという「ぱっちん焼きそば」をいただく。パツッと歯切れよくほのかに弾力のある麺が特徴。具材の鶏や豚肉と一緒に食べて旨みが増したところにサワーや焼酎のソーダ割りをグビッ。口内をリセットしたら、今度は具材だけで飲む。これはこれでつまみとして最高。
ぱっちん焼きそば650円
[住所]東京都世田谷区桜丘2-29-14林ビル1~3階
[電話]03-6432-6480
[営業時間]17時〜24時(料理23時LO、ドリンク23時半LO)
[休日]無休
[交通]小田急小田原線千歳船橋駅南口から徒歩1分
《つまみ焼きそば3》冷やでも燗でも合う濃いめの味『かもし処ひょん』@金町
続いてもご当地焼きそば。福島県の「なみえ焼きそば」といこう。当地出身のご夫婦が営むとあって、福島の日本酒が充実。フルーティなソースにフルーティな酒を合わせても、どっしりした燗酒ともっちりかつコシのある太麺でがっぷり四つで向き合ってもよし。量があるので、杯が進む。でまた、豚ともやしもいいつまみになるのよ。
なみえ焼そば700円
[住所]東京都葛飾区金町5-33-22針谷ビル1階
[電話]03-3608-8347
[営業時間]17時〜23時
[休日]不定休
[交通]JR常磐線金町駅南口から徒歩1分
《つまみ焼きそば4》ソース味と紹興酒でコクが倍増『宝味八萬(ほうみはちまん)』@代々木八幡
最後は究極の“素焼きそば”を。人気中国料理店『味坊』の7店舗目で出されている「豉油皇炒麺」だ。醤油ベースのソースがコク深く、具がなくても物足りなさ皆無。こちらもコクのある紹興酒と合わせる。八角香るチャーシューをのせれば加速的に飲めてしまう。別皿の生姜とネギをのせたらレモンサワーにスイッチ。爽快に〆よう。
豉油皇炒麺900円
[住所]東京都渋谷区富ヶ谷1-53-4リコービル1階
[電話]03-5761-6066
[営業時間]11時半~15時、17時~23時(22時LO)
[休日]無休
[交通]小田急小田原線代々木八幡駅南口から徒歩1分