セブン-イレブン・ジャパンは2025年4月22日から、「若鶏のからあげ5個入り」(もも・むね)2種類を順次発売する。セブンの類似商品には、フライドチキンの「ななチキ」や「揚げ鶏」などがあり人気だが、新たなメニューを投入する意図は?
おいしい「からあげ」をいつでも手軽に
セブン-イレブンのコンビニに行くと、ついつい、「ななチキ」や「揚げ鶏」に目がいってしまう。単品で食べるもよし、ご飯のおかずとするもよし、お酒のお供にも最適だ。そんな揚げ物に、今回、新たに加わるのが、「若鶏のからあげ5個入り」(もも・むね)2種類だ。
同社は、新たな商品について次のように説明している。
「セブン-イレブンでは “お店で揚げた”お惣菜を数々販売してきましたが、からあげ人気とライフスタイルの多様化による食事の個食化などの流れを受け、“おいしいからあげをいつでも手軽に買ってもらいたい”という想いを形にしました」
なるほど、からあげ人気は当然として、「ライフスタイルの多様化による食事の個食化」という視点に得心する。からあげは、前述したように、単品でも、ご飯のおかずでも、お酒をお供にも、とても適した食べ物だろう。
「人気のおかずである『からあげ』は幅広い世代に好まれています。からあげ専門店が増えた影響により『からあげは外で買うもの』として定着し始めています。しかし、原料高騰などの理由から価格が上昇し『手軽に買えなくなってしまった』という意見やライフスタイルの多様化に伴い、家族揃って食事をする機会が減少している傾向です」
具体的には、このような理由だという。たしかに、街のいたるところにあるコンビニだと、気軽に買える。
こだわりがつまった「からあげ」
セブン-イレブンのからあげには、こだわりが詰まっている。
「鶏は飼育方法からこだわり、鶏肉本来のジューシーさを引き出すようチルド管理を徹底。じっくり低温加熱し肉汁をしっかり閉じ込めることで、ジューシーで柔らかいからあげを実現しました」(同社)
新発売「若鶏のからあげ」はもも肉とむね肉の2種類。どれだけジューシーか、楽しみだ。