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全国各地に個性あふれる唐揚げ専門店がオープン中。そう、世は空前の唐揚げブームです。カリッとした衣の食感、あふれる肉汁と旨み。思い出すだけで涎もじゅわり。というわけで、衣や部位、揚げ方にとことんこだわった“極み”の唐揚げを堪能できる実力店に突撃!

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「Ashi Teishoku&Diner」@浅草

画像左:豊後鶏の中津からあげ(880円)
画像右:大分焼酎 杜翁 ソーダ割(700円)
添えられているのはレモンではなくライム(季節によってはカボスのことも)。レモンより甘みが少なく爽やかでアジアな香りも漂う

豊後鶏の旨みが凝縮!まさしく中津……いや、中津を超えた逸品!

大分・中津といえばご存知、唐揚げの聖地。同地の人気店秘蔵のレシピをもとに、さらに改良を重ねて6年。店主が妥協することなくこだわった唐揚げを味わえる。

かぶりつけば大分直送・豊後鶏のコク深い旨みが口中に広がるのだが、それはこのピンポン玉のような形に秘密がある。大分産醤油でしっかりと味付けした肉を鶏皮でくるりと巻き付けて揚げるから、旨みを閉じ込めて逃さないのだ。さらに衣はシンプルに片栗粉のみでサックリと。だからこそ肉そのものの味わいが引き立つ。大分出身者も絶賛する唐揚げ、浅草にあり!

ヒラメのりゅうきゅう(930円)
魚のヅケを大分では「りゅうきゅう」と呼ぶ。大分の醤油2種にねりごまを合わせて漬け込み、お好みでかぼすごしょうでいただく

群馬産黒毛和牛ザブトンの低温ロースト(100g 2170円〜)
40分ほどかけて低温でローストしたA4ランクのビーフはしっとり&ものすごく柔らかい!

旬野菜の甘酢漬け(550円)
甘酢に漬け込んだ季節の野菜はサッパリとして肉料理の箸休めにぴったり

住所:東京都台東区駒形2-6-5
TEL:03-6883-6906
営業時間:11時半〜15時半(15時LO)、17時半〜24時(食事23時LO)
定休日: 日・祝
交通:都営浅草線ほか浅草駅A6出口から徒歩4分
「Ashi Teishoku&Diner」@浅草

『からあげ食堂 房総家 豊洲店』@豊洲

ちょい飲みセット(カリじゅうからあげ1個、サクふわからあげ2個、だし巻きたまご、とり皮、ポテトサラダ)+落花生焼酎(980円)
「サクふわ」はポン酢をつけるとさらに美味。添えられたポテトサラダや定食の漬け物もすべて自家製でやさしい味わいだ

カリッ&サクッ!ふたつの食感の絶品唐揚げをグイッと飲めるセットで

名物「カリじゅうからあげ」は、その名の通り、衣はカリッとした歯ざわりで中身はプリップリ。醤油ベースのしっかりとした味付けで、ひと口いただけばついお酒がほしくなってしまう。

「ちょい飲みセット」は生ビールや角ハイボールなどさまざまなドリンクから1杯選べるが、ここは珍しい落花生の焼酎でどうぞ。「サクふわからあげ」は本当にフワッフワで、お箸で簡単に切れるほど柔らかい。鶏肉はもちろん、味付けに使っている醤油も千葉県産。食材一つひとつ、「丁寧に作られているなあ」と実感できるひと皿だ。

手羽先5本(たれ・塩)(630円)
手羽先ももちろん千葉県産。「手羽先ってこんなに肉厚だったっけ」と感動。塩もいいが、自家製の甘辛だれがイチオシ

せせり焼き(860円)
鶏の首まわりの肉、せせり。ナンコツも入っていてコリコリとした歯ざわりがやみつきに。塩だれで炒めてあり、ご飯によく合う!

自家製ミニプリン(200円)
ブランド卵「とよまる」をふんだんに使った自家製プリンは固めのタイプ。カラメルまで濃厚でスイーツ専門店のような本格派だ

住所:東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル地下1階
TEL:03-3536-9090
営業時間:11時〜15時、17時〜22時、土・日・祝11時~22時
定休日:不定休
交通:地下鉄有楽町線豊洲駅 3番出口から徒歩1分
『からあげ食堂 房総家 豊洲店』@豊洲

「Dining Bar TAO」@新橋

画像左:鶏のから揚げハーフ(6個入)(780円)
画像右:カクテル「新橋の夜」(620円)
系列の弁当専門店でもやはり一番人気はこの唐揚げが入ったお弁当だそう。カクテル「新橋の夜」は柑橘系のウォッカベース

ボリューミーだけどパクパクッといけちゃう新橋名物の唐揚げ

運ばれてくると思わずテーブルから歓声が上がる。げんこつサイズの唐揚げは想像以上に大きく、ド迫力だ。だが、ボリュームの割にもたれることなくサクサクいけてしまうのが不思議。聞けば、モモ肉一枚ずつ余分な脂身を取り、片栗粉だけを付けて揚げているので、こんなに軽い食感になるのだそう。ショウガのちょっと辛みの効いた風味もたまらない!

1995年のオープン以来、新橋で働く人々から愛されてきた超人気店で、唐揚げ以外にも料理・お酒ともにメニューがとにかく豊富。楽しいひと時を過ごせる一軒だ。

ジャンボメンチカツ(1350円)
合挽きに玉ネギとナツメグなどのスパイスを加え、毎日店で仕込んでいるメンチに甘いソースがたっぷり。中からジュワ~と肉汁が!

オムナポリタン(990円)
昔ながらのナポリタンを卵でくるんだ居酒屋には珍しいメニュー。どれもボリュームたっぷりなので、5~6人での来店がオススメ

だしまき玉子(1000円)
卵6個を使っただしまき玉子。オーダーが入ってから焼き始めるので焼きたてを味わえる

住所:東京都港区新橋5-5-1
TEL:03-3434-6620
営業時間:11時半〜14時(13時45分LO)、17時〜22時半、金・祝前日17時〜23時(食事1時間前LO、ドリンク30分前LO)
定休日:土・日・祝、お盆・年末年始
交通:JR山手線ほか新橋駅烏森口から徒歩5分
「Dining Bar TAO」@新橋

『東京から揚げバル』@丸の内

東京三点セット(東京産生ワイン、東京野菜テリーヌ、東京醤油から揚げ3個)(1300円)
練馬区にある、東京初のワイン醸造施設で造られたワインを楽しめるセット。テリーヌの野菜も東京産。旬のものを使っている

焼鳥感覚でいろんな部位の唐揚げを楽しみたい

オリジナリティあふれるスパイシーな味付けにハマる。東京で百年以上の歴史がある近藤醸造の五郎兵衛醤油をベースに、衣に10種類ほどのスパイスを配合し、焦げ付かないよう165℃で揚げた「醤油から揚げ」。低温で揚げているので、肉汁が弾け飛ぶほどジューシーだ。

モモ、ムネの他、レバー、ネック、皮、さえずりとさまざまな部位があり、多様な食感と風味を味わえるのもうれしい。呑兵衛のおつまみにはぼんじり、砂肝が人気だそう。他にも「東京産チーズ盛り合わせ」など、東京の食材を生かしたメニューが味わえる。

画像上:黒から揚げ(385円)
画像下:チューリップ(385円)
黒から揚げは赤ワインと黒胡椒で味付けされ、常連さんに人気。チューリップは骨付き肉ならではの力強い味わいだ

東京野菜バーニャカウダー(700円)
バーニャカウダーは新鮮な東京の野菜が中心

東京醤油アヒージョ(エビ)(594円)
唐揚げ同様、アヒージョにも五郎兵衛醤油を使っている。職人の手によって旨みが凝縮された醤油が肉や魚介の味を引き出している

住所:東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワーKITTE 地下1階
TEL:03-6256-0564
営業時間:月~土11時~23時(22時LO)、日・祝11時〜22時(21時LO)
定休日:元旦
交通:JR山手線ほか東京駅丸の内南口から徒歩1分
『東京から揚げバル』@丸の内

『唐揚専科 とりどき』@西荻窪

名物醤油唐揚(2個260円〜)
トッピングのソースはお好みで。辛味噌はヤンニョムをベースにした自家製。かなり辛めだがハイボールなどによく合う

醤油、出汁塩、甘だれ……3種類全部食べたくなる!

イートインありのテイクアウト店。1個60グラムの唐揚げは食べ応え十分で、カリッとした食感は北海道産馬鈴薯粉によるものだ。酒に漬け込んでから醤油とオイスターソースで味付けして寝かせるので、下味だけで2日かけるという。

油は菜種油にごま油をブレンドし、4分半揚げてから余熱で4分以上、仕上げに再び2分揚げる。かなりの手間ひまをかけて作られた唐揚げは、ビールにもご飯にもバッチリで、「さすが!」と思わず感嘆。

イートインではアルコールを含むドリンクもオーダーできるのでちょっと一杯にも最適だ。

特製ソース3種(各100円)

出汁塩唐揚(2個260円〜)
「出汁塩」は鶏のダシとお酒に漬け込んで揚げ、山椒の効いたスパイスでいただく

特製甘だれ唐揚(2個280円〜)
唐揚げ専門店では珍しい甘だれも人気。パリパリとした皮の部分にタレが染み込んで最高!

唐揚弁当(醤油)(小480円)
唐揚げはお弁当にして時間が経ってもジューシーなまま。漬け物と日替わりの付け合わせがついておトク。塩とたれの合盛りもOKだ

住所:東京都杉並区松庵3-32-11
TEL:03-5941-6689
営業時間:11時半~14時半、17時〜22時半
定休日:月、第2・4火
交通:JR中央線ほか西荻窪駅南口から徒歩3分
『唐揚専科 とりどき』@西荻窪
撮影/貝塚隆 取材/安楽由紀子 編集/カイトモオ
※店のデータは、2021年8月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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