日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解がわかった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
難易度:★★★★☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解: サーチャージャン
沙茶醤は、中国南部、とくに福建省・潮州(ちょうしゅう)地方や台湾、東南アジアでよく使われる調味料です。海鮮の旨みが強く、焼肉のタレ、鍋料理、炒め物、つけダレなどに幅広く使われます。
干し海老や干し魚などの魚介をベースにニンニク、エシャロット、ゴマ、香辛料、植物油を加えて煮込んだ混合調味料で、旨み・香り・辛さがバランスよく調和した風味が特徴です。
福建語で「沙茶(サテ)」と呼ばれるソースが名前の由来といわれています。
サテソースは、もともとは、サテと呼ばれるインドネシアやマレーシアの焼き鳥のような料理につけるピーナッツソース味のつけダレで、それが福建・潮州に伝わり、現地でアレンジされて「沙茶醤」となったとされます。
台湾では「牛肉鍋(しゃぶしゃぶ)」の定番ダレ。牛肉と沙茶醤は黄金コンビです。また、「沙茶牛肉炒麺(沙茶醤風味の牛肉焼きそば)」などの炒め物にも使われます。
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!