全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・五反田の喫茶店『Cafe BIANCO(ビアンコ)』です。
先代のママから引き継ぐ愛情こもったランチ
壁は真っ白、食器も真っ白。だから店名はビアンコ(イタリア語で白の意味)…で開店したはずなのに、時を経て、燻されて琥珀色に染まっているザ・喫茶店だ。
神戸生まれで高知で喫茶店をやっていた先代ママの「喫茶店はタバコとコーヒーと甘いもの」(そのおかげでチョコひとつがつく)という教えと、パパの「お米はいいのを使え」というブランド米仕様のこだわりを守る2代目店主・平山あきひさん。
「先代ママが家で出していたレシピ」の“おうちカレー”はトマトから酸味を引き出し、赤ワインでバランスを取った絶品。時に売り切れになる唐揚げは先代ママが作った生姜&ニンニクタレを遺し続け、今日も漬け込んでから揚げる。
鶏のから揚げランチ800円(コーヒーは+200円)
「昔のまんまの普通の喫茶店をやりたい」という思いで、味噌汁がつき、煮物の小付けがあるのも心が温まる。リピーターが多いのも頷ける。
店主:平山あきひさん「神戸と高知の喫茶の伝統をもとに五反田で38年目になります」
五反田『Cafe BIANCO(ビアンコ)』
[店名]『Cafe BIANCO(ビアンコ)』
[住所]東京都品川区西五反田2-9-7ドルミ五反田アンメゾン1階
[電話]03-3494-1603
[営業時間]7時~18時
[休日]土・日・祝
[交通]JR山手線ほか五反田駅西口から徒歩3分
※画像ギャラリーでは、ルーのおかわりが1回までできる「自家製辛口カレーライス」がご覧いただけます。
■おとなの週末2025年7月号は「さっぱり&ピリ辛で楽しむ 夏の麺」特集
撮影/浅沼ノア、取材/輔老心
※2025年3月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
つづく「東京近郊の心が安らぐ喫茶店3選! 絶品のおやつから満腹ご飯まで」では、老舗の名店からモーニング、ランチなど食べ物が充実している喫茶店を紹介します。