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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・湯島の和菓子店『つる瀬』です。

万人に愛されてきた豆大福の秘訣は餅と餡と豆の調和

「普通においしいことが一番ですね」とは、創業から約100年の歴史を守る代表取締役の田邊卓さん。

看板商品である豆大福のつぶ餡は、ほんの少しの塩で引き立てる甘さがとにかくやさしい。夏は硬め、冬は柔らかめに炊き上げるなど、気候や天気に合わせた火加減が重要だとか。

豆大福1個220円

『つる瀬』豆大福 1個220円 先代から教わった作り方を守る

餅の中にゴロゴロ入った北海道富良野産の赤えんどう豆は大粒でほくほく。前日と当日の二度蒸しで皮まで柔らかくするという。豆ではなく餅に塩を加えているからか、全体的に突出し過ぎていない塩味も絶妙だ。しみじみおいしく、毎日食べられる。これこそが『つる瀬』の目指す“普通”なのだ。

老舗の和菓子店には珍しく喫茶室が併設され、販売している和菓子ひとつから赤飯や「むすび梅」などの食事まで、店内でゆっくり楽しめるのもうれしい。

『つる瀬』

湯島『つる瀬』

[店名]『つる瀬』
[住所]東京都文京区湯島3-35-8
[電話]03-3833-8516
[営業時間]9時半~19時※日・祝は~18時(喫茶室は11時~17時半LO)
[休日]月(祝の場合は翌休)
[交通]地下鉄千代田線湯島駅4番出口から徒歩1分

※画像ギャラリーでは、カールしたパスタにソースがよく絡む「ブッコリ」の画像がご覧いただけます。

■おとなの週末2025年7月号は「夏の麺

撮影/貝塚隆、取材/井島加恵
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年4月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

つづく「東京にある江戸から続く老舗の甘味処3選 長く愛される逸品を堪能!」では、東京の老舗甘味処で愛される逸品3選をご紹介します。

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おとなの週末Web編集部
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