全国には数多くの難読駅名が存在します。本コーナーでは、読み間違いが多い難読駅名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。
読めば、うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをするなんてこともなし! 難読駅を訪ねたくなること間違いなしです!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】 何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!
難易度:★★★★★
■難読漢字、駅名編の正解はこちら
正解:はなてんえき
放出駅は、大阪市鶴見区に位置するJR片町線(学研都市線)とおおさか東線の接続駅です。
駅から徒歩約3分の場所には、延喜式内社である「阿遅速雄神社(あちはやおじんじゃ)」があります。府指定天然記念物のクスノキがそびえる静かな境内は、地域の歴史と自然を感じられる癒しの空間となっています。
地名の由来は諸説ありますが、いずれも確定的な史料があるわけではありません。数ある説のなかでも、古代、この地域は河内湖から淀川への水の放出口にあたっていたため、「はなちで(放ち出)」→「はなちでん」→「はなてん」と転訛したという説が有力です。
放出駅北口には、昭和の雰囲気を残す「放出商店会」と「放出栄町商店街」あります。
約300mの通りに40店舗以上が軒を連ねる放出商店会は、レトロな街灯が立ち並び、雰囲気づくりに一役買っています。通勤・通学の途中に立ち寄る人も多く、地域密着型の温かみある雰囲気が魅力です。
一方、放出栄町商店街は、かつてシャッター通りとなっていた商店街を再生するプロジェクトによって生まれ変わったエリアです。以前は閑散としていた通りが、現在では洗練された街並みに変貌を遂げ、訪れる人々にまるで異国の街角に迷い込んだような印象を与えるほどです。
この商店街には、各国の料理を提供する飲食店や、発酵食品をテーマにした専門店、ガラス工芸の体験ができる工房、ハンドメイド雑貨の販売とワークショップを行う店舗など、多様な業種が集まっています。
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