全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・西荻窪の台湾料理店『燕(en)』です。
絶えまぬ好奇心から次々と生まれるアイデアを形に
カフェや台湾料理店で働くなかで、もともと好物だった水餃子の可能性に目覚めたという店主の高野愛実さん。
全3種を食べた中で特に印象深いのが「海老&黄ニラ」だ。紹興酒に漬け込みプリッとさせたエビの旨みの中で際立つ黄ニラの青味が絶妙!
ミックス水餃子6個1200円(豚肉水餃子、発酵白菜&腐乳、海老&黄ニラ)、バンバンジー自家製花生醤900円、細切り干豆腐とパクチー600円、紹興酒600円~

中華料理で好みの組み合わせを水餃子の餡にしたそう。台湾で飲んだ杏仁茶から豆花の杏仁ミルクシロップを思いついたり、京都で出合ったシナモンが効いたタレで豚足の煮込みを作ったりと、日々の生活から得たアイデアがあちこちに。
酒場とレストランの中間をイメージしたという茶藝館のような趣のある雰囲気も素敵。
店主:高野愛実さん「お試し用に要予約でひとり3000円のおまかせもご用意しています」
西荻窪『燕(en)』
[店名]『燕(en)』
[住所]東京都杉並区西荻北3-19-12西商ビル2階
[電話]080-7522-2442
[営業時間]17時~23時(21時LO)
[休日]月・火
[交通]JR中央線ほか西荻窪駅北口から徒歩1分
■おとなの週末2025年10月号は『学生街の「味」な店』
撮影/浅沼ノア、取材/井島加恵
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年7月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「東京の「中華な酒場」2軒 香港&台湾へのトリップ気分を楽しむ」では、空間・メニューともに刺激的な香港&台湾のふたつの酒場を実食レポートしています。