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過日、レコルトの新製品展示会で発表された新プロジェクト。市場に出せない食材を家電でおいしく生かす、サステナブルな挑戦とは?“食材あっての家電”を掲げ、SDGsを見据えた取り組みに迫る。

見過ごされてきた食材に光を当てる

形や色を理由に流通から外れた食材を新しい視点で見直す“a look at food”。見方を変えれば価値が生まれ、食の豊かさへ繋がることを伝える試み。

形や色を理由に流通から外れた食材を新しい視点で見直す“a look at food”

“赤くない紅玉りんご”が教えてくれる、食の新しい見方

有明で開かれたレコルトの展示会、その一角に注目を集めるコーナーがあった。

有明で開かれたレコルトの展示会
有明で開かれたレコルトの展示会

ふるまわれたのは、山梨の「みさばふぁーむ」で育った“赤くない紅玉りんご”を使ったケーキ。猛暑の影響で赤く色づく前が食べ頃となり、市場には並ばないが、酸味と香りのバランスが良く加熱すると甘みが引き立つ。
ハイスチームエアーオーブンでしっとりと香ばしく仕上げられた味わいに、来場者は驚きの表情を見せた。

山梨の「みさばふぁーむ」で育った“赤くない紅玉りんご”を使ったケーキ

農園との縁をつないだのは「オステリアグラヴィーノ」の緒続文一シェフ。各地を巡り食材を生かしてきた経験が、レコルトに新しい気づきをもたらした。
商品本部の猿渡氏も「食材の背景を伝えるのも家電の役割」と語る。“食材あっての家電”を原点に、農家やシェフと手を携えながら、次はどんな食材の価値を掘り起こしてくれるのか―その歩みに期待が高まる。

レコルトの猿渡進悟氏(左)と「オステリアグラヴィーノ」緒続文一シェフ(右)

レコルトの猿渡進悟氏と「オステリアグラヴィーノ」緒続文一シェフ。生産地の食材を生かすことを使命とするシェフの導きで山梨の農園を訪れたことが、レコルトに食材を見つめ直す視点をもたらした。

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『おとなの週末』編集部
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